個人や企業のコンサルタントを行う筆者が、彼らとかかわってきたなかで気づいた化粧品の力。それは、人生をシフトするきっかけにもなるほどのものだった⁉ 自分の人生、自分が主役‼ 次への一歩の背中を押してくれるストーリーをお届けします。
時間がないという思いには、やりたいことが隠れている。
2019年もスタートです。本年もみなさんがご自分の人生を歩んでいかれるためのお手伝いができたら…そんな思いで書かせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。では早速。
どんな人にも1日に与えられる時間は平等だ。
それなのに、阿部眞理さんの暮らしぶりにはちょっと嫉妬したくなる。
前橋市在住の友人で、リバティプリントデザイナーとして、全国に顧客を持つ。彼女がつくる料理はとにかくおいしい。大きな栗が入ったご飯や、お手製ドレッシングのサラダなど季節感あふれる料理をふるまってくれる。
SNSからうかがえる彼女の日常は、友人と楽しそうに時間を共有したり、旅行に行ったり、仕事も忙しいはずなのに人生を満喫しているように見える。
時間がないと悩む人から見たら、うらやましいに違いない。
タイムマネジメントは、私のセッションでは希望者が多いテーマだ。
セッションの中で現状を棚卸すると、ほぼ全員が嘆くことは共通している。
「Have to（しなければいけないこと）」に1日のほとんどを使っている、「Want to(やりたいこと)」はあるはずなのにそれが何かわからない、というのだ。
「いつも『Have to』に追われて時間がなく、余裕ができたと思ったら身体が動かなくなっているかも」と苦笑される。
そんな風に言われると「クライアントの方の人生をそうはさせないぞ」と強く思う。
なぜなら、時間がないという思いの下には、やりたいことが隠れているからだ。
タイムマネジメント以前に、エネルギーマネジメントできてますか？
時間がないというと、手帳を工夫するなどのタイムマネジメントがフォーカスされるが、実はそれ以上に大事なのは、原動力となるエネルギーの管理だ。
同じ15分の運動でも基礎体力がある人とない人では効果が変わるように、私たちの人生も自己基盤が整っている人とそうでない人では大きな違いがある。
つまり、時間を管理する前に必要なのは、自己基盤を整え、やりたいことに取り掛かれるだけのエネルギーを保つことだ。
では、エネルギーマネジメントはどのように行えばいいのか？
その方法は2つある。
1つはエネルギー漏れを減らすこと。
そのためには気がかりを失くす必要がある。
お礼を言うべき人に言ってない。
パジャマのボタンが取れたままになっている。
もらったメールに返信していない。
このような気がかりは、自分で忘れていても、脳がそれを知らせようと無意識に働きかけてくる。その積み重ねが私たちの心にモヤモヤとして侵入し、エネルギー漏れとなる。それを防ぐには、やろうと思いながらやっていないことに粛々と取り組むことだ。
2つ目は、エネルギーの質を上げること。
例えば、エネルギーレベルの高い人たちとのネットワークを作る、運動する、気分転換をするなど、自分にとって快適で元気を保つ仕組みを持つことだ。
自分が本当は何をやりたいのか、それをやる目的、ビジョンが明確になっていることも大切で、エネルギーレベルを向上させる。
やりたいことができる自分であるために、エネルギーをあげるコスメを持つ
最初に紹介した阿部眞理さんの例でみてみよう。
先日、アトリエに伺った時、彼女は会話をしながら、ヴィレダのスキンフード（30ml ￥1,400・税別／ヴィレダ）を肘につけていた。ちょっと乾燥したなと思ったら、手やかかとにもつけるとのこと。
私にも貸してくれて、ふたりの間にはスキンフードの爽やかな香りが広がった。
忙しくても彼女が元気に暮らしていけるのは、こんなささやかなケアをして、自分のエネルギーを安定させているからかもしれない。
自分のエネルギーを良い状態に保つ方法は様々だが、眞理さんのようにコスメを活用するのもいい。
毎日使うコスメだからこそ、自分のエネルギーをアップさせてくれる、とっておきのものを見つけたい。
ヴェレダはスイス発のオーガニックコスメのパイオニア。世界50カ国で赤ちゃんから大人まで幅広く愛されている。
眞理さんのデザインするリバティ生地をつかったリバーシブルの素敵なドレスも、ヴェレダのように、前橋から世界へ行く日も近いかなと妄想をする私だった。
文／井上野乃花（ライフシフト研究家）