個人や企業のコンサルタントを行う筆者が、彼らとかかわってきたなかで気づいた化粧品の力。それは、人生をシフトするきっかけにもなるほどのものだった⁉ 自分の人生、自分が主役‼ 次への一歩の背中を押してくれるストーリーをお届けします。
スマホのセルフィー機能の進化で写真と本人が一致しないことも！
広告代理店時代には、肌をきれいに見せるために最新の技術を駆使したものだ。広告やCMでは、シミひとつない透き通るような肌に見せることが重要だからだ。でも、私が、広告代理店に勤めていた時代には、写真の修整には専用のソフトウエアやテクニックが必要で、誰にでも簡単にできるものではなかった。
それが今や、スマホのセルフィー機能で容易に肌の修整ができるようになったのだから驚きだ。しかもその技術はどんどん進化していて、写真と実物がかなりかけ離れてしまうこともある。だから、Facebookなどで親しくしていても、実際に会ったときに誰かわからないなんてことがおこったりする。
そのことについては、賛否両論があるが、他人がどうこういうことではないと私は思う。『修整しない派』ならしなければいいのだし、『修整楽しみ派』というならそれはそれでよいではないか。
もちろん修整せずにきれいでいられたら最高だが、せっかくこの時代に生きているのだから、ユーモアを持ってこの技術の進化を活用してもよいのでは、というのが私の考えだ。
私も時折、利用し、そこそこやりすぎないことを心がけ（笑）、２０％底上げを目標にしている。
顔のシワを隠すコスメはたくさんあるが、首のシワを隠すコスメは少ない。
私のように、研修の講師などをしていると、1年に1回はプロフィール写真を撮影するものだ。その時にもっとも気になるのが首のシワ。撮影するたびに、ここだけはもっとお手入れをしておけばよかったとつくづく思う。
顔のシワを目立たなくする化粧下地やファンデーションはたくさんあるのに、首のシワ用は、以前はあまりなかった。
最近は、いろんなネック用のクリームが出てきている。私が愛用しているのは、クラランスのファーミングEXネッククリーム（50ml ￥9,000・税別/クラランス）だ。朝、夜のお肌のお手入れに欠かさず使っていて、もう何回もリピートしている。
真珠粒大のクリームを手のひらで温めてから、プッシュするように首につける。私の場合、すでに濃いしわが刻まれてしまっているので、しわを完全に取るのは難しいが、首の肌がやわらかくなり弾力が出てくるのを感じる。
お肌を整えて、常に自分を魅力的に表現したい。
あ〜もっと若い頃からお手入れをしていればとかなり本気で思うも、過去を変えることはできず、今からできることといえば未来をつくること。
このサイト記事をお読みくださっている方で、今はとくに気にしてないという方も、ぜひ、今から首のお手入れを検討してみてほしい。
肌と手は、本当に年齢が出やすいのだと、年をとった今はそれが実感を伴ってわかる。
仕事の第一歩は、まず、自分を覚えてもらうこと。
プロフィール写真と実物が違ったらいつまでたっても覚えてもらえないし、詐欺疑惑が生じて、信頼関係が損なわれるかもしれない。
そう言われないためにも、まずはお肌のお手入れを丁寧にすることから始めよう。メイクも自分なりに研究して、一人しかいないこの自分を大切に表現していきたいものだ。
文／井上野乃花（ライフシフト研究家）