覚悟をきめて決断したら、クレイパックで癒しのバスタイムを！

私のセッションは単発ではなく、月に2回以上させていただくことが多い。継続セッションの良さは、セッションごとにどう変わったのか、具体的な出来事や気持ちの変化を互いに確認することができることだ。

しかし、セッションの後、年に何回かは、帰宅後も気になることがある。今日もその何回かのうちの1回だった。

そんなときは、入浴時にジュリーク インテンスマスク（100ml ￥10,500・税別／ジュリーク）でパックをしながら1日を振り返ることにしている。

今の会社を辞めて転職すべきか、今の彼と別れた方が良いのか、あるいは家族についてのあれやこれやなど、悩みの種類はさまざまであるが、いずれにせよ答えはクラインアントの方の中にある。

それを引き出すのが私の役目だ。でもほとんどの悩みや問題は、きっぱり、こうだと言える答えがないことが多い。

そういうときは、論理的な考えや、小さいころから引きずっている「こうあらねば」という思いは役に立たない。

本当の意味で人が決断するのは、自分の心が動くときである。「こっちの道へ行きたい」という決断だ。

どんな決断をしてもこれで良いのかという迷いは残る。人は正解を求めたいからだ。

もう片方を切り捨てて、すっきりできればどんなにいいだろう。しかし、生きることは矛盾が多く、自分に向き合えば向き合うほど、葛藤がおこる。正解のない問いを抱えて生きるのは、楽なことではない。

矛盾を抱えて葛藤するだけの強さや器が必要だ。わからないものをわからないまま、抱え続ける。そしてその上で新しい道を生きていく。

自分を成長させるということは、新しく何かをするということだけではない。矛盾を抱えながらも、自分の中で落としどころを見つけて、人生の駒を先に進めていくこともまた、成長のひとつの形ではないかと思う。

私ができるのは、自分らしい決断ができるように問いかけ、引き出し、話をただただ聴き、隣にいることである。

自分のことを振り返ると、子供のときは親が決めてくれていた。でも、大人になればなるほど、自分で決めなくてはいけないことが増えてきた。

道が2つあったとき、どちらを選んでも幸せな人生を送ることはできる。

重要なのは、どちらを選ぶかではなく、その決断に対して腹をくくれるかどうかだ。そしてそれを信じて、進んでいけるかどうかということも大切になってくる。

インテンスマスクを顔に伸ばし、香りを感じながら、肌にパックが浸透していくことを意識する。そして軽く洗い流すと、ワントーン肌の色が薄くなった私になる。

私だって生きている限り、選択の連続だ。

だからこそ、何かを決めるたびに、バスルームでインテンスマスクをつけてリラックスする時間を大切にしている。

ちょっとクセのあるナチュラルクレイの香りは、いつも私を癒してくれる。

文／井上野乃花（ライフシフト研究家）