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BODY CARE】【COLUMN

2020.07.02

コンビニ袋×お酢で、今すぐふわふわ踵になれるんです!

コンビニ袋とお酢の即席「足湯」で踵をふわふわにする!

素足を見せる機会が多いシーズンはもちろん、一年中気になるのが足裏のガサガサした“踵(かかと)”。赤ちゃんの足裏はふわふわなのに、大人の足裏はなかなかふわふわになりませんね。

がんこな足裏踵に、保湿クリームは浸透しない?

足裏は全身の中でもっとも角質が厚いところです。その理由は3つ。

1.踵には皮脂腺がなく、常に乾燥している。

2.摩擦や外的環境の影響もあってますます乾燥が激しくなる。

3.冷えなどの原因で血行が悪くなり、ターンオーバーがうまくいかずにどんどん角質肥厚してしまう。

 

踵のように慢性的に乾燥した皮膚は、角質結合を切るための酵素がうまく働かず、洗うだけでは厚く蓄積した角質は取れません

いきなり厚く硬く積もった角層を削ると、皮膚はその刺激を感知し、逆に角層を厚くしてしまうことに。また、厚く硬くなった角質にいきなりフットクリームをつけても浸透しせん。足裏は腕を1とすると、40%しか外用剤が浸透しないと言われています。つまり、顔の1/30くらいしか浸透しない計算になります。

そこで、厚く硬くなった角層を柔らかくして、無理なくしっかり落とすとっておきの方法をお伝えしますね。

コンビニ袋に「お酢」を入れて足湯をする。

フットバスってわざわざ買うほどでもないし、洗面器でするのも面倒、浴室にこもる時間も億劫…ということで、リビングで踵の角質を柔らかくする方法はないかしらと思って考案したのがこれ。

コンビニ袋にお湯にお酢を混ぜて入れ、足を浸けるだけ。お酢は酸性(PHが2〜3)なので、角質除去効果が高いのです。お酢は脂汚れより、角質や頑固な垢汚れの除去に向いているので足裏にピッタリ。民間療法では水虫にもいいと言われているので、フットケアに活用しない手はありません!

Step1.用意するのはコンビニ袋、お酢、以上。

お酢とお湯を50gづつ(アバウトで良い)混ぜた液を作り、コンビニ袋で即席足湯をします。コンビニ袋は、小さめの袋なら2つ用意して右足、左足それぞれを入れます。大きめの袋なら両足を入れます。(袋の大きさ次第で調整を。液がこぼれないように袋を二重にすると安心ですよ)

Step2.最低5分足を浸けて足裏を削る。

Step2.最低でも5分以上足を浸けてから軽くタオルで水気を拭いて、すぐにヤスリで足裏を削ります。ボロボロと衝撃的なほど角質が取れて初回はビックリしてしまうはず。どうしても硬くて角質が取れないところは、軽く電動式のかかとけずりで取り除きます。

お見苦しい写真ですみませんが、始めた頃はこんな風にボロボロと取れて快感です。
お見苦しい写真ですみませんが、始めた頃はこんな風にボロボロと取れて快感です。

Step3.仕上げにフットクリームを。

その後、フットクリームをよーくすりこんで終了です(ニベアなどで十分効果があります)。保湿後は包帯を巻いておくと摩擦を防げて通気性もよくムレもなく、かかとを柔らかく保てます。

 

この一連のフットケアは踵が1回でキレイになるので病みつきになります。週に1回を目安にしてくださいね。足見せる寸前でも十分に間に合います! 今日今すぐ、踵をふわふわにしなきゃ、という時にぜひお試しください。

 

ちなみに夏でも足裏や踵は冷えているのでドライヤーを当てる、カイロを貼る、など温める方法は積極的に行いましょう。40℃以上のお湯1カップに入浴剤を少し入れ、コンビニ袋で足浴をすると、足から温まってリラックスできますよ!

 

撮影・文/奈部川貴子