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BODY CARE】【COLUMN

2019.01.24

「自分を傷つけているのは自分」だと知る。

個人や企業のコンサルタントを行う筆者が、彼らとかかわってきたなかで気づいた化粧品の力。それは、人生をシフトするきっかけにもなるほどのものだった⁉ 自分の人生、自分が主役‼ 次への一歩の背中を押してくれるストーリーをお届けします。

あなたは、「自分の良いところ」をすんなり言えますか?

不思議なことに、「自分の良いところ」よりも「自分の悪いところ」のほうがすんなり言える人は多いもの。

 

私たちは、つい「自分のダメなところ」ばかりに、目がいってしまいがちなのです。

恋愛でも、仕事でも、たったひとつのことでうまくいかないと、全部をダメだと思い、自分を全否定してしまう人がたくさんいます。

 

たとえば、つき合っていた彼氏にふられてしまったとき、「私は魅力がない」→「彼からだけでなく、誰からも愛されない」→「自分はダメ人間だ」といった具合に、自分のすべてを否定し、自分を無価値なものだと思い込んでしまうのです。

 

教員であるクライアントのA子さん(42歳)の場合をお話ししましょう。

A子さんは、ある教え子のお母さんから苦情を言われ、悩んでいました。「指導が悪いから、子どもの成績が落ちた」とか「先生のひと言で、自分の子どもが傷ついた」とか、教育現場ではよくあるクレームの内容です。

 

A子さんはそのことですっかり自信をなくし、落ち込んでいました。

そこで、セッションをスタートしたのですが、話を聞いている中でどうにも気になったのは、彼女が何度も繰り返す、「自分はダメな人間だ」という発言でした。

 

でも、特定のたった1人のお母さんとうまくいかないからといって、A子さんは本当に「ダメ人間」なのでしょうか? たとえ、あらゆるお母さんたちに嫌われ、本当に「ダメ教師」だったとしても、それは決して「ダメ人間」ということではありません。

 

私はA子さんに言いました。

「『教師』という言葉にしばられて、『自分=2年6組の担任』と思ってしまっていませんか? その役割でうまくいかないと、自分そのものに価値がないと思ってしまうかもしれません。でも、それはあなたの持っているたくさんの役割の中の1つ『2年6組の担任』という部分が傷ついただけで、あなたの価値が下がったわけではないですよ」と。

「教師」や「会社員」としての自分、「恋人」「妻」「母」としての自分など、あるひとつの役割がうまくいかなくとも、それは自分の持っているたくさんの役割の中のひとつが傷ついただけのこと。

 

コップに水を入れ、そのコップが傷ついたとしても、中に入っている水が腐ったわけではありません。うまくいかない「部分」があったとしても、あなた自身が傷ついたわけではないのです。

ラベンダーの香りに包まれ、「個」の自分を思い出そう!

もう自分が嫌、という気持ちになったときは、「個」に戻るに限ります。一番良いのは、お気に入りの入浴剤で、ゆったりバスタイムを過ごしてください。おすすめは、アヴェダストレス フィックス シリーズ ラベンダー バスソルト

ナチュラルなラベンダーの香りと、少しだけお湯にとろみがついて、本当にリラックスできます。役割とか、すべて外れて、ひとりの自分に戻るために最適なバスソルトです。

 

そして、ひどく傷ついているときに、「自分を傷つけているのは誰かではなく、自分自身なのだ」ということを自覚し、理解しましょう。

何かうまくいかないときには、その「部分」だけを考えましょう。

うまくいかない自分を全否定せず、うまくいかなかった「部分」だけを、素直に受け入れ、修復しましょう。

全部が壊れてしまったら、一から作り直すのは大変ですが、「部分」が傷ついただけなのですから、修復はあなたが思っているよりも簡単です。

文/井上野乃花(ライフシフト研究家)