個人や企業のコンサルタントを行う筆者が、彼らとかかわってきたなかで気づいた化粧品の力。それは、人生をシフトするきっかけにもなるほどのものだった⁉ 自分の人生、自分が主役‼ 次への一歩の背中を押してくれるストーリーをお届けします。
私が引っ越しをして気づいたこと。
私は昨年、以前から好きだった場所に引っ越しをしました。そこで気がついたことがあります。以前の家は最寄りの駅まで徒歩10分でした。今は駅まで15分の距離にあります。時間だけ考えると駅まで遠くなったのですが、引っ越しをしてから、外出するのが楽しくなってきたのです。
駅まで向かう道は、緑が豊かな住宅街を抜けて行きます。日ごとに表情を変える木々の緑を眺めながら歩くと、本当に気持ち良く、幸せな気分になるのです。知らず知らずのうちにワクワクしてしまう、私の胸がキュンとするポイントは、「木々の緑を肌で感じること」だと気づいたのです。
せっかく自分の「胸キュンポイント」に気づいたわけですから、これを家の中にも取り入れられないかと思い、仕事部屋の机の周りにお気に入りの観葉植物を置いたり、好きな花瓶に花を生けてみました。すると、自然と自分の内側から気分が高揚して仕事の効率がかなり上がりました。
自分が好きだなと思うことやものの下にはこのような「胸キュンポイント」が隠れています。
自転車に乗ることが好きな人がいます。近所の道路を自転車で走ると、「あれ、これ何だろう？」と、普段気づかない新たなスポットに気づくことがあるそうです。その人にとっては、自転車に乗ることで、「新たな発見をすること」が「胸キュンポイント」でした。
その一方で、自転車に乗ることで、「自分が風になるような開放感を得ること」が「胸キュンポイント」だという人もいるでしょう。
人それぞれ、好きなことや好きなものの下にある「胸キュンポイント」は違います。
ボトルのおしゃれさ、使いごこちに魅かれて。
以前、友人に連れて行ってもらったレストランのレストルームに、イソップ レスレクション ハンドウォッシュが置いてありました。香りの良さ、洗い心地、何よりおしゃれなボトルの存在感に魅了されました。その気持ちの下にある「胸キュンポイント」は、特別感、自分を大事にする気持ちでした。日常使いのものだからこそ、大切に好きなものを選ぶ、自分でありたいと思いました。とにかく、手を洗うのが楽しみです。
通常は、このコスメが好き、自然が好き、自転車に乗るのが好き、読書が好き、ゲームをすることが好き、というところで止まってしまいますが、それが好きな理由やその下にある感情を見ていくことで、自分のモチベーションが上がるツボに気がつきます。
ぜひ、その「胸キュンポイント」を日常生活に取り入れましょう。
やる気が出ないときは、それ自体をどうにかしようとするよりも、「胸キュンポイント」を加えることで、エネルギーが湧いてくることがあるのです。
心躍る「胸キュンポイント」を生活に取り入れてみませんか？
文／井上野乃花（ライフシフト研究家）