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SKINCARE】【COLUMN

2020.01.07

<私の定番名品>日焼け止めなど:ランコム UVエクスペール トーン アップ ローズ

UVケアも黄ぐすみも一瞬で解決する2000年に誕生の“本命下地”。現在は6種類のファミリーに!

ランコムには“スター製品”と呼ばれる名品がいくつかあります。その中のひとつが、UVケア製品「UVエクスペール」。2000年の誕生以来、発売当初から先進UVフィルター「メギゾリル」を配合し、世界中の女性に愛されています。

2010年には、初代のBBクリームが登場し、瞬く間に大ヒット! 当時、私も何度も何度も雑誌などで紹介していましたし、私自身も愛用していたひとり。空前のBBクリーム流行りをリードしたのは間違いないと思います。

そして、2016年にはブルーライトから肌を守るCCクリームが誕生。この発売をきっかけに、P.M.2.5、大気汚染などによって肌に悪影響を及ぼすことがクローズアップされて、日焼け止め市場がさらに盛り上がることとなりました。

さらに、2018年には肌をトーンアップさせるUVエクスペール トーンアップが誕生。この“トーンアップ”という美容ワードもランコムから発信されています。

こうして時代をさかのぼってみると、ランコムは美容トレンドのリーダー的存在であり、中でもUVエクスペールシリーズは、その象徴とも言えます。

日本人の肌色を理想的にトーンアップ

2019年新たに誕生したのがUVエクスペール トーンアップ ローズ(ランコム) です。これは、2018年に誕生したトーンアップの進化版で、日本人の肌色を理想的にトーンアップさせるピンク色。もはや日焼け止め乳液という立ち位置ではなく、完璧なメイクアップベースです。

年々肌のくすみが気になり、最近では黄ぐすみにも悩まされるようになりました。そんな私の肌を一瞬でパッとバラ色にさせてくれるクリーム。初めてつけた時の感動は今でも忘れません。ピンク色って、白っぽくなってしまい肌に合わないことがしばしばなのですが、これは64色の中から日本人女性に選ばれた“理想のピンク色”。だから、肌色にピタッとフィットします。

ピンク色と光の相乗効果で、肌色を均一に。

肌につけた瞬間に気になる肌のくすみが魔法のように消えて、肌がまるでキラッと発光するかのように輝きます。しかも、ギラッとした強い光ではなく、肌本来がもつ透き通るような自然なきらめき。その光とピンク色の相乗効果によって、肌のトーンが均一になります。色だけでも、光だけでも、大人の黄ぐすみは改善できないということですね。

首すじまでのばして、UVケアを完璧に。

肌すべりがよくのびのいいクリームですから、難しいテクニックはありません。ただ、日焼け止めなので全顔に使う分量はパール粒大が適量です。少なすぎるとUVケア効果が失われてしまうので注意を。両手のひらの上半分でこすりあわせて、顔の中心から外側に向かって全体にのばし、小鼻や目元など細かい部分は指の腹でなじませます。

また、アゴの下、首すじにも塗ることを忘れずに。ショートカットの方は耳の後ろにも塗っておくといいでしょう。SPF50+・PA++++の最強UVですから、これで紫外線対策は完璧です。私は、紫外線量が高くなる春先だけでなく、通年で使っています。UVケアとしてだけではなく、とにかく肌色補正が本当に素晴らしいですから!

ひとりひとりの肌悩みに寄り添う日焼け止め。

現在、UVエクスペールシリーズは全6種類が揃っています。肌悩みが気になるようでしたらBB をおすすめしますし、私のように肌色が気になる方はトーンアップを。また、濡れたようなツヤ肌になりたいならクリア、デコルテなどをしっかりケアしたい方はアクアがおおすすめ。

日焼け止めというジャンルで、ここまでシリーズ化しているブランドは他にはありません。それだけ、ランコムのUVケア研究・開発がされているという証でもありますし、細分化することでひとりひとりの肌悩みに寄り添っているということ。UVエクスペールがあれば、日焼けもくすみも気になりません!

 

撮影/池田敦(Pile Driver) 文/夏目円