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Inner Care】【FEATURE

2019.06.03

君島十和子さんの美の噂を解明。 <メンタルケア編>

いつも溌剌としている十和子さんも、気分が落ち込むことってありますか?

美しい人は心身ともに健康である…。今回、数時間に及ぶ撮影と取材を君島十和子さんにお願いしましたが、最後まで快活で元気でパワフルな姿に驚くばかりでした。

最終回はその心を紐解く、<十和子流・メンタルケア>についてお話いただきます。

いつも朗らかな印象の十和子さん。落ち込んだり、悩んだりすることはありますか?

「もちろんありますよ。でも、45歳をすぎたあたりから、そういった状態を長引かせないようにしようと思うようになりました。

自分が変わることでも解決しないような問題は、もう悩まない。その悩んでいる間に、内側から自分が“酸化してしまう!”と思うので。

悩んでいる時間があるなら、自分で解決できるよう行動して、それでもダメならそれ以上は考えない。そうしないと、日々一生懸命に“抗酸化”“抗老化”に気をつけているのに、自分が内側から酸化、老化してしまったら意味ないですからね。悩んでいることも、ストレスも、なるべく早く手放すこと! それが抗酸化にもつながります。

ただ、私自身の問題ならそう割り切れるのですが、子供など家族のこととなると“はい、これで終わり!”と線引きすることは難しい。だからこそ、自分のことではあまり長く悩みを抱え込まないようにしないと。自分のエネルギーにも限りがあるので、そこはあまり枯渇しないようにしています」

ストレスはどのように発散していますか?

「先ほどのお話につながるのですが、ちょっとでも気になったことは、すぐに口に出したり、携帯のメモに書いて考えを整理したりしています。そして、切り替えのスイッチをいくつも持つことですね。

例えば、ストレスが溜まると、なにか無性に食べたくなることがありますよね。そういうときは、バリバリに硬いレンコンのきんぴらを山盛り作って、山ほど食べたりするんです。

さらに、美容的には大NG行為ですけど、めちゃくちゃ熱いお風呂に入って、たっぷり発汗して、冷水で締めて出る。そうすると血の巡りがよくなり、頭がスッキリします。そこまでハードなことをしなくても、好きな香りを楽しんだり、好きな音楽を聴くとかでもいいでしょう。とにかく日常の中で切り替えられるスイッチをたくさん持つことが大事です。そうすることで、なるべく自分の酸化状態を長引かせないように心がけています」

仕事と育児の多忙な生活のなかで、どう美意識をキープされていましたか?

「子どもが小さい頃は、本当に自分に時間をかける余裕がないんですよね。お風呂から出て、子どものケアをしているうちに、自分のお肌はガビガビなんてこともよくありました。

片手で簡単にミストでき、これ1本で美容液級の保湿ケアを叶えたいという思いから自ら開発した一品、FTCパーフェクト ブライトニング ミストエッセンス VC』(120ml ¥7,800・税別/FTC)

 

最低限のケアで最大限のケアがしたい。そんな私自身の経験から作ったのが、FTCのスプレー式化粧水『FTC パーフェクト ブライトニング ミストエッセンス VC』でした。スプレータイプなので、片手でササっと顔に吹きかけられるので、抱っこしていたって手軽に保湿できるんです。それとムース状の洗顔フォーム 『FTCブライトニング ムースWB(200ml ¥3,800・税別/FTC)』。当時世間は固形せっけんブームだったんですが、子育て中のママは、子供との入浴時にゆっくりせっけんを泡立てている暇なんてないんですよね。最初から理想的な泡が出てくるタイプにしたかったのです。製造をお願いしているOEMメーカーさんからは『そういうものはトイレタリー向きで、高級な成分を使っている洗顔フォームをムース状にするなんてナンセンスですよ』と反対されたりもしたのですが、『時間がない女性には必要なんです。作ってください!』と懇願。私にとっても思い入れ深いアイテムです。子育てに追われていても、使いやすいアイテムで、手軽に効果的なケアをしていただきたい。そういった思いも、FTCのプロダクトには込められています」

いくつになっても、十和子さんように輝く女性が理想です。何が一番大切ですか?

「プラス思考ですね。私自身、ポジティブシンキングになってから、いろいろなことが上手くいくようになりました。

昔は、失敗したらどうしようとか、不安になったり、ネガティブに考えてしまうこともあったのですが、それはすごく自分のエネルギーを抑え込んでしまうこと。せっかくの熱量を冷やしてしまう。それで、これではダメだなって。

そもそも、私の『十和子』という名前自体、『十』は“プラス”ですし、『和』も“足す”ですし、どう転んでもプラス思考にしかならない名前(笑)。名前からして、私は前にしか転ばない人間なんだった!と。

もちろん、生きていれば後ろに転がることだってありますよ。でも、いつもそうしていると、後ろに転がる癖がついてしまう。だって、下がることのほうがラクですから。失敗から学ぶこともありますが、やはり成功体験体質に、自分からもっていくことが大事だと思いますし、そういうことが自分が輝き続けられる秘訣だと思います」

仕事に対しても、そのようなお気持ちですか?

「仕事も結局は人と人のつながりで成り立っていますよね。では、人といい関係を保つにはどうしたらいいかと言うと、この人と喋ってみたいとか、一緒になにかをしたいなどと思ってもらえるようにならないといけないわけです。そのためには、常に自分が持っているエネルギーや空気感を、“陽”“プラス”にしておくことが大事。ネガティブな後ろ向き思考は、体に溜まりますし、顔や態度にも現れてしまうから。いいお仕事に出合い、いい人間関係をデザインしていくうえでも、プラス思考は本当に大事だと思います」

 

十和子さんの周りには、いつもポジティブな空気が充満していて、一緒にいる人がみんな明るい雰囲気に包まれていくのがわかります。内から出る、そんなプラス思考が、お肌にも身体にも現れ、十和子さんの光り輝くような美しさにつながっている!

 

君島十和子さんの美容道いかがでしたか?

一個でもあなたのハートに響き、実行していただけることがあれば、.&cosmeとしてこんなにうれしいことはありません。

撮影/須藤敬一 取材・文/井上幸子