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FEATURE】【SKINCARE

2019.05.29

君島十和子さんの美の噂を解明。 <スキンケア・後編>

十和子さんが美肌の理由をまだまだ知りたい!

多忙な中でも朝、日中の仕事や家事の合間の時間を賢く使う君島十和子さんのスキンケア。さらなる美肌への秘策を<スキンケア・後編>でうかがいます。

一年中UVケア用のグローブ、サングラス、日傘は欠かせないと聞きました。本当ですか?

これが十和子さんのUV武装!
これが十和子さんのUV武装!

「もちろんです! 日傘、グローブ、サングラスは私の三種の神器。

夏場はもちろんですが、冬場は空気中の水蒸気が乾燥しているので、直射の紫外線量が意外と多いんです。物理的な直射日光はできるだけ防ぐことが大事。もちろん、UVケアクリームを塗って万全を期してはいますが、やはり直に日光を浴びるのはお肌にとって直接的なダメージになるので、この3種の神器でしっかりカバーしています。これにUVケアストールがあれば完璧ですね」

日焼けや睡眠不足などで、肌がダメージ状態にあるときのスペシャルケアは?

「シートマスクでの徹底した保湿ケアをします。前回の記事でもご紹介したブースター美容液 『FTC ステムイン ダイレクト ブースター プラチナム』は、実は98.3%がコメ発酵液で作られています。お水もほぼ使わず、アルコールは1%も発生していないお米の発酵エキスです。お肌が敏感になっているときにもつけられるので、これをシートマスクにたっぷり含ませて10〜15分ほどマスクします。その後は、セラム→クリームで保湿。これでだいぶお肌が落ち着きますよ」

美容クリニックに行くことはありますか?

「皮膚科には月に1回行っています。吹き出物ができそうだったり、お肌が揺らぎそうだなと感じたら、早めに行ってお薬を処置していただいています。私くらいの年齢になると、一度吹き出物などができてしまうと治るのにも時間がかかるので、早めの予防ケアが大事ですね」

ちなみに…皮膚科で定期的に受けているメニューは?

「高濃度ビタミン点滴と血液クレンジングは毎月必ずお願いしています。

血液クレンジングは、日本ではまだ美容目的で受けている方が多いと思いますが、欧米、特にドイツなどでは保険診療になっているくらい、ポピュラーなものなんです。全身の血流が良くなりますし、頭や首、まぶたも軽くなる感じがして、視界もパーッと広がります。頭の中がクリアになる感覚でスッキリしますね」

そもそも、十和子さんがご自身のスキンケアブランド「FTC」を作られたのはなぜですか?

「きっかけは、私自身の肌トラブルでした。19歳の時に、航空会社のキャンペンガールに選ばれたことで、こんがりとした日焼け肌になったんです。それが影響してか20歳頃から、シミ・そばかす、くすみ、毛穴の開きに悩まされるようになりました。友達は花の女子大生でお肌もピチピチなのに、私は数々の肌トラブルを抱えて引きこもりがちに。

当時は美容雑誌もなければ当然ネットもなかったので、自分で良さそうなものを見つけては闇雲に試したりしていました。思春期はニキビにさえ悩んだこともなかったのに「なぜこんな肌になってしまったのか……」。そう考えたときに“あのキャンペーンガール時代に浴びた紫外線だ!”と気づき、25歳ごろから徹底的にUVケアをはじめました。

でも当時のUVケアクリームは、紫外線吸収剤や散乱剤がたっぷり入った重いものばかり。それを顔中に塗りたくっていたので、あるとき参加した友人の結婚式で写真を撮ったら、花嫁さんよりも顔が真っ白なんてことも(笑)。

 

そして

  1. 紫外線を浴びないようにする
  2. 摩擦を避けてお肌をやさしく洗う
  3. 水分をしっかり与える

この3つを心がけていたら、次第に周りの人から“肌がキレイだね”と、言ってもらえるようになったんです。その言葉がとても嬉しくて、そこからより自分なりのスキンケアを研究するようになりました。

 

また、元皮膚科医だった主人と結婚したことも大きなきっかけだったと思います。家には皮膚の専門書がたくさんあったので、素人なりに皮膚生理学を勉強しましたし、主人の周りにはたくさんの皮膚のスペシャリストの方々もいらして。そういう環境の中で、当時日常使いできるUVケアクリームが世の中になかったので、どうしても作りたいと主人に相談しました。

当時あったものといえば、白くなったり、落ちにくかったり、特有の臭いがあるものだったり。とにかく使いづらいものばかりで、私にとって理想的なUVケアクリームが欲しかったんです。

日焼け止め用クリーム・FTC UV パーフェクトクリーム プレミアム50(50g ¥4,500・税別/FTC)

何回も試作を繰り返した結果、美容オタクの私の要望がすべて叶った『FTC UV パーフェクトクリーム プレミアム50 』が2005年に誕生しました。有難いことに、これが口コミで爆発的に売れ、お客様からほかのアイテムも欲しいとの声をいただき、様々な商品を開発していくことになりました」

キャンペーンガール時代にできてしまったシミ・そばかすはどのようにして消えたのですか?

「シミ・そばかすができてしまった原因は紫外線とわかっていたので、徹底的に紫外線を浴びないようにし、常にUVケアをするようにしました。

年間を通してUVケアクリームをしっかり塗り、スキンケアの際にはお肌をむやみやたらに触らないこと。お肌はターンオーバーしているので、そういったケアをきちんとしていれば、シミはだいぶ薄くなるんです。

美白サプリも愛用していますし、腸内環境を整え、代謝をよくしておくことも大事ですね。そうすれば、お肌はちゃんと生まれ変わっていきますから」

でも、UVケアクリーム自体が、肌に負担になることはないですか?

「30年くらい前ならいざ知らず、今、売られているUVケアクリームは紫外線散乱剤や吸収剤が配合されていてもかなり進化しているので、お肌に大きな負担になるようなものはあまりないと思います。むしろ素肌で紫外線を浴び放題のほうが、よっぽどお肌にとっては過酷な環境と言えると思います」

となると、子供にもUVケアクリームは必須でしょうか?

「人は20歳くらいまでで、人生の約半分の紫外線量を浴びていると言われています。子供のうちからケアすることに越したことはありませんが、若いときは、お肌にものすごい再生能力があるので、そんなに心配しなくても大丈夫だと思います。

ただ、19歳くらいをピークにして、だんだんと老化がはじまっていくので、そのあたりからはしっかりケアしたほうがいいですね。もちろん小さいお子さんにUVケアクリームを薦めるのも間違いではありませんが、クリームをつけたらしっかり落としていただきたいので、落とすという行為が自分でちゃんとできる年齢になってからでもいいように思います」

十和子さんは海などリゾート地では紫外線対策はどうされていますか?

「ダースベーダーばりにカバーしていますよ(笑)。さすがに最近は海には入らないのですが、子供が小さい頃には一緒に海や屋外プールで遊んだりしていました。そういうときはラッシュガードにサングラス、帽子を被っての完全防備で、かなり怪しい感じでしたね」

一にも二にも、UVケアが大切なんですね。

「色が白いのが一番良いというわけではありませんが、紫外線のお肌に対する影響は本当に深刻です。お肌を老化させる原因の80〜90%が紫外線。紫外線を浴びないと、ビタミンDが生成できないと思う方もいらっしゃると思いますが、人間が一日に必要な紫外線量は、手の平を5分程度紫外線にさらしていれば十分と言われています。通勤時にUVケアを万全にしていても、地面に反射している紫外線もありますし、それくらいはすぐに吸収できてしまう。だからUVケアを徹底していても問題はありません」

 

お肌の老化の80%近くが紫外線によるもの。徹底したUVケアが十和子さんのツヤ肌・美肌を生み出していたとは! 今からでもUVケア生活を心がけたいものです。次回は、<十和子流 ボディケア>についてうかがいます。

撮影/須藤敬一 取材・文/井上幸子