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SKINCARE

2020.10.30

理想のクレンジングを探し続け10年。「世界一」と称されたイヴロムのクレンザーと出会った。

「イヴロム」というブランドをご存知でしょうか? イギリスを代表するフェイスケアブランドで、中でもクレンザーはあのVOGUE誌から「おそらく世界一のクレンザーに違いない」と評価されたほどのアイテム。国内外の雑誌でも取り上げられ、世界各国で数々の賞も獲得しているそう。クレンジングを探し続け十数年、「世界一のクレンザー」と聞いて試さずにはいられない!

薬草のような香りと、とろけるテクスチャーがクセになる。

こっくりとしたバームが、手の温度で少しずつとけていくのが快感。
こっくりとしたバームが、手の温度で少しずつとけていくのが快感。

クローブオイルやユーカリ、ホップオイル、エジプシャンカモミールなどを配合したクレンザーは、やや緑がかった黄色のバーム状。これ1つでクレンジング、洗顔、スクラブと何役もこなします。薬草のような独特な香りで好みは分かれそうですが、普段からナチュラル系のコスメを使っている方はあまり気にならないかもしれません。テクスチャーはもったりとしていて重め。肌にのせるとやわらかくなりとろけていく感覚はクセになります。

クレンジングに手間をかけることの贅沢さを知った。

ユニークな使い方も特徴の1つ。適量を取り、顔や首に伸ばしてマッサージした後、洗い流すのではなく付属のモスリンクロスで優しく拭き取ります。クロスをお湯につけて絞り、顔全体を覆うようにしてそのまま5秒。肌を蒸らして毛穴をしっかり開くことでメイクや毛穴の汚れが落ちやすくなります。2、3回拭き取りをくり返した後、水につけて絞った冷たいモスリンクロスで毛穴を引き締めれば完了です。クレンジングはとにかく素早く簡単にメイクが落とせるものがベストだと思ってきた私ですが、「クレンジングに手間をかけることは贅沢なことなのでは?」と感じられるほど、とろけるバームでのマッサージや温かいクロスで丁寧に拭き取っていく工程は心地よいものでした。

文句のつけようがない洗い上がりは、まさに「世界一」。

ティントリップもみるみるなじんですっきり落ちる。
ティントリップもみるみるなじんですっきり落ちる。

洗い上がりの肌は、使用前との違いが一目瞭然! 肌はふるふるっとやわらかく、スキンケア後のようにしっとり。顔色は明るくなったように感じました。気になっていた小鼻や口もとのザラつきがなくなり、角質ケアの効果も実感。もちろんクレンジングとしても優秀で、アイシャドーのラメも残らず、ティントタイプのリップもキレイに落ちていました。この文句のつけようがない洗い上がりは、たしかに「世界一」かもしれません。

自分に合った方法で、今後も使い続けたい。

まさかクレンザーでこんなに感動するとは思いませんでした(実はちょっとなめていました)。前述したとおり使用中は心地よく、洗い上がりは文句なし。これにてクレンジング探し卒業! といいたいところなのですが、なかなかのお値段なのです。毎日使うと1ヶ月半程で使い切りそうなので、今後リピートしていくことを考えると少し震えてしまいます……。また、家事や仕事などいろいろな事に追われる中で、毎日この手間をかけられるかというと、正直自信はありません。そこで考えたのは、疲れが顔に出始める水曜日や、週末など時間があるときのスペシャルケアとして使うこと。素晴らしいアイテムであることはたしかなので、無理のない範囲でこれからも使い続けていきたいと思います。

 

クレンザー 200ml/イヴロム(EVE LOM)

文・写真/永原 彩代