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BODY CARE】【COLUMN

2019.06.26

ふんわり泡を作りながら背中まで洗える こんな泡立てボールが欲しかった!

大阪長屋の古民家に暮らし始めて早二年。この二年で時間の流れ方や物事のとらえ方がじわじわと変わってきました。今年もそんな日々の暮らしの中で感じたことと美容について(まるで古民家暮らしとは関係のないことも多々ありますが…)、気の向くままに書いていきたいと思いますのでどうぞお付き合いよろしくお願いいたします。

夏は、牛乳石鹼の青箱。

夏は汗を流してさっぱりと、冬はゆっくり体をあたためてリラックスするために。一日の最後をしめくくるバスタイムは、体も心もリフレッシュするために欠かせない。そんな時間を少しでも楽しもうと入浴剤などは今までいろいろなモノを試してきたが、実のところ体を洗うことに関しては無頓着だった。ボディソープより石鹸派の僕は、前にこのコラムでもご紹介させていただいた牛乳石鹸の「赤箱」を使っている。そして夏になった今、しっとり系の「赤箱」から、さっぱりと洗い上げてくれる「青箱」に変えた。これもなかなかいい!

どんなタオルで体を洗っていますか?

でも今回は石鹸の話ではなく、体を洗うボディタオル・スポンジに目をむけたいと思う。ボディタオルと一言で言っても、その素材や形はいろいろだ。最もポピュラーでリーズナブルなものはナイロンやポリエステルなどの合成繊維でできたもの。泡立ちもよく速乾性もあるので清潔に保てるが、気持ちいいからとすぐにゴシゴシ洗ってしまう。そうすると角質などをはがしすぎたりして肌を傷めてしまう。綿や麻などの天然繊維のものは肌には優しいが、幾分泡立ちがよくない。そして何よりも泡切れが悪く、体を洗うよりも、タオルの泡を丁寧に洗い流すほうが長いんじゃないかと思うほど時間がかかる。しかも取れた皮脂汚れなどでだんだんと汚くなってくるのも悩みどころだ。だからいつも合成繊維のタオルを使用していた。そして案の定ゴシゴシ洗いをしていた。でも肌も40を過ぎた今、さすがに肌のことも考えてあげないと、と思うようになってきた。今までゴシゴシ洗いをしていても特にこれといったトラブルもなかったのだが、最近ピリピリと肌が突っ張るような感じがするときが増えてきたからだ。

 

外界にさらされている肌は常に新しく生まれて変わっている。そのターンオーバーは28日と言われるが、20代半ばから急速に肌老化が進み、肌再生にかかる日数も長くなっていくそうだ。ただでさえ老化が進んでいる肌にさらにゴシゴシ洗いをしてしまうと、外界からの異物侵入や刺激、それに体内の水分蒸発を防ぐ“肌のバリア機能”をどんどん弱めていってしまうことになる。これがシミや肌乾燥の最大要因だ。

たっぷりの泡を作る泡立てネットに新バージョンが!

だから、たっぷりの泡で優しく包み洗いをしてみようと思った。ある肌の美しい女優さんに、体を洗うときは手に石鹸をつけて優しくなでるだけと以前伺ったことがある。それだと泡立たないので、泡につつまれたいと泡立てネット探しに行ったのだが、そこで見つけたのがこの無印良品ののびのびボディーネット(¥324・税別/無印良品)だ。

無印良品の泡立てネットは泡立ちがいいと評判だったので、探しに行ったのだが、その時に見つけたのがこれ。今年の3月に発売したところだそうだ。人気商品の「泡立てボール・大」が2つひっついたような形。そして両端に紐がついている。

それをぐーっと引っ張るとなんと50cmほどまでのびる。これなら楽々背中まで洗えるじゃないか。泡立てボールは背中などが洗えないのが弱点だったので体洗い用にはしたことがなかったが、それを見事に克服してくれていた。「おー探していたのはこれこれ!」と喜びいさんで購入した。

その使い心地はというと‥‥‥評判どおりの泡立ちの良さ。しかも背中など体の隅々まで届き、全身を優しい泡で包んでくれる。なんとも気持ちがよかった。使用後の泡切れもすごくいい。

フックにかけておけばすぐに乾燥し清潔だ。それに真っ白という色も美しい。合成繊維のボディタオルなどはなかなかシックな色目のものがなく、それも悩みの種だった。まさに悩みをすべて解消してくれたボディタオルに出合った。ただ一つ、口コミを見てみると真ん中の連結部分がすぐにほどけてしまうという意見も。僕の購入したものはそんなことはなかったのだが、買う前にそこだけはチェックして、しっかり結ばれていそうなものを選ぶのがいいかもしれない。

文・写真/楠井祐介