食に美容、文化にマナーとあらゆる方面に知識と知恵を持つ吉田さんが、コスメをちょっと違った方向から見つめます。「え、そんな使い方もありなの⁉」という目からウロコのコスメの裏技のはじまり、はじまり～。
裏技！ 肌と心の“復活”には20年来愛用のオーガニックコスメ「ジャネス」のドロップで「すすぎ美容」に励む
頭や心の中で考えていることが、肌や体にあらわれてくるのは「人間だもの」当たり前のこと。ここ最近、史上最悪の大きな吹き出ものが２個も、それも顔の目立つところにドーン。気分は最悪。たった２個で？と、仕事関係者に言われたのですが、私にとっては２個も！それも大きな吹き出物。ムカつくわ～と毎日、鏡を見ては溜息。職業柄、美容の情報はたくさん入ってくるし、皮膚科やクリニックの情報もたくさん知っていますが、なんとか自分でなおしたいと思って、あれこれ手を尽くした。が、ダメ、お手上げ状態。
そんなとき、ふと、頭に浮かんだのが「迷ったら基本に戻ろう」。これ、私の「人生の標語」。ということは、新人美容ライター時代、知識も経験もないけど、嗅覚だけはビンビンだったあの頃（20代後半から30代のはいりたて）、ショールームを開けるくらい集まった、あの凄腕オーガニックコスメブランドの力に頼ろう！ まずは「落とす&すすぐ」に、力を注ぐと決意。私の肌のコンディションを安定させる「すすぎ洗い」を、いまでしょ。で、平成最後、ひとり春のオーガニックコスメ祭りを楽しんでおります。
お手入れのはじめの一歩。クレンジング&洗顔は、新顔で。フランス発、ブルターニュの海洋・海浜植物の美容成分と植物成分をバランスよく構成したルサンスのジュレ デマキヤント＜メイク落とし&洗顔料＞（125ml ￥5,000・税別／メイムプロダクツ）をセレクト。天然の香りに癒されながらメイクや肌の汚れを落としたら、さぁ、すすぎ洗いへ。
20年来の顔なじみ！このブランドの中で、使ったことのない製品はない！と言い切れるほど大好きな、オーストラリア発の最高品質アロマコスメ「ジャネス」から、知る人ぞ知る名品を。その名は「すすぎ洗い用芳香洗顔料」の「アロマチック ドロップ」。
「ジャネス」の製品は、南オーストラリア州アデレードヒルのクリーンな環境の中にある自社農園で、有機栽培されるピュアな植物が主な原料となっています。３種類ある中での私のお気に入りは、写真のジャネス ローザ アロマチック ドロップ（30ml ￥4,500・税別／メイムプロダクツ）。ローズの精油の香りがなんとも優雅な気分にさせる、芳香洗顔料です。香りだけでなく、肌のキメを整え、柔軟性をたもつ働きも。
使い方は、ボウルにぬるま湯をはり、ドロップを２～３滴入れてすすぎます。仕上げは、完全に拭き取らず、このぬるま湯を少し肌に残すのがポイント。この方法が肌のコンディションを整えてくれるのです。指先に、このドロップのローズの精油の香りが残るので、続けるお手入れも気分が上がります。ドロップは、ローザのほかに、ラベンダーの精油を用いた「ラバンジュラ アロマチックドロップ」、ラベンダー、パチュリ、ゼラニウムなどの精油をブレンドした、心安らぐ香りの「アンワインダー アロマチック」などもあります。
「信じるものは救われる」って、本当。日に日に吹き出物は落ち着いて、肌にしなやかさが出るし、心が軽い。もちろん、その後に使用する、これまた、最強オーガニックコスメの化粧水、乳液、クリームのパワーもあるけれど、すすぐって、実は肌を整えるものすごいパワーを持っていると思うのです。
裏技！ 太陽と月のエネルギーが満ちあふれた植物のパワーに満ちた「お宝コスメ」で仕上げを。
「ひとり春のオーガニックコスメ祭り」は、厳選アイテムとともに本日も開催中。化粧水と乳液、クリームは、医療用薬草エキスの製造で知られる、ドイツのソルーナ研究所が作り出した、スパゲリック化粧品 ソルーナ（製造販売元／メイムプロダクツ）を愛用しています。「スパゲリック」とは、植物の内に秘められたエネルギーを、もっとも効果的に抽出する究極の手法。「ソルーナ」は肌を美しくするだけではなく、魂に呼びかけ身体に調和する、至福のオーガニックコスメティックスとして、世界中で愛されている唯一無二のブランド。私のお宝コスメ。薬草園では、種まきから収穫、洗浄、分別にいたるまで、すべて手作業で行われています。そして、太陽と月の持つエネルギーを、ゆっくり蓄積させるのです。だから、肌に効かないわけがない。写真の小さなクリームは、こちらもドイツ生まれのブランド「プロヴィダ」のリップケアグロス。さわやかなミントの香りがお気に入り。
文・写真／吉田ゆう子