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MAKEUP】【COLUMN

2019.02.18

肌トーンに合わせたなめらか美発色ルージュとチークをお揃いで楽しみませんか?

食に美容、文化にマナーとあらゆる方面に知識と知恵を持つ吉田さんが、コスメをちょっと違った方向から見つめます。「え、そんな使い方もありなの⁉」という目からウロコのコスメの裏技のはじまり、はじまり~。

くすみをカバーして艶感ありの「ミネラルルージュ」は、顔に肌にしっくり溶け込んでくれる!

吉田ゆう子ならではの「コスメの裏技」が生まれるときの多くは「忘れ物」をしたときという、情けなさ。さぁ、今回も恥をさらけだしてまいります。

メイクポーチの中身を毎朝、カスタマイズすることが楽しみの一つでもあり、これにより外出エンジンをかけています。が‥‥‥早朝だと、頭で思っていても…指、動いてない。外出先でない! ない! ない!と、なるのです。かつて、白髪をカバーするための大事なアイテム、資生堂のプリオール ヘア ファンデーションを忘れたときには、バッグに必ず入れている、黒の油性ペンを使ったことも。二度としませんけどね、ペンは。

裏技! チークを忘れたら慌てるなかれ、リップを代用すればハイOK!

昨年のとある日曜日の早朝、FM軽井沢の朝の番組(生放送)に出演するため、出かける準備をしていました。新幹線が停まった!とか、トラブル対策も考え、放送局入りの午前10時より、1時間以上早く到着する新幹線に乗るので、東京を出るときには、ベースメイクのみ。ファンデと眉を仕上げて、アイシャドウやチークは、立ち寄るホテルのお粧室でささっと‥‥‥だから、ポーチは大き目にしていました。が、な~い、んですよ、チークが! 口紅は2色ある。冬の朝、氷点下の軽井沢で見た、私の顔は、大きくてのっぺり、チークを必要としている。

若い頃は、生意気にも「なんか、チ―クをつけると、おばさんぽい? 厚化粧? 私は赤ら

顔だから、あったまると自然に頬が~」と内心、思っていたわけですよ、バカでしょ。大いなる勘違い。50歳を過ぎている、大人のオンナには、チークはマストアイテムなんですよね。

チークには、血色をよくするだけではない、艶、肌をふんわりとやわらかに、ときに透明感さえも引き出してくれるんですから。

軽井沢駅の近くにコンビニがあるから、チークは入手できるけど、好み=似合わない色を買うのは、いやだなぁと思いながら、ポーチの中を再び見ると、目があった!のが、なめらかにのびるテクスチャーのルージュ。オンリーミネラル ミネラルルージュN(3g/¥3,000・税別/ヤーマン) 。カラーは「ラズベリーピンク」。艶があり、深みがあるけど、軽やかな唇になれる!絶妙なカラーバランスのベリーレッドピンク。お店で購入の際に、メーカーの方がいらしていて、くすみをカバーしてくれると話してくださったのも思い出した!

気に入っていて、華やかなシーンに使いたいと、いつも持ち歩いていたこの色を、指先に少しとって、小鼻から目尻のラインにそぉ~っと「いける!」 濃く、幅広くつくと、ザ・昭和になりかねないので、ザ・平成まで引き上げる?ために、このあたりで、今日は初回ゆえ、終わり。

 

私の肌は、ブルーベースなので、ルージュを肌トーンで選んでおいたのも良かったのかも。

あぁ、なんてポジティブな発想ができるようになったんだろう!チーク(これはルージュですけど)と、ルージュのカラーがお揃いっていいじゃん!裏技もできたじゃんと、開き直り、気分も上がり、足取り軽く、放送局に向かったのでした。

 

追記:後日、オンリーミネラルのコーナーで、ルージュをじっくり手にとって、チークにいけるなぁと思ったカラーを、ご参考までに。私が、イエローベースの肌トーンだったら、かっこいいオンナを演出するのに「キャメルベージュ」がいいかも。イエロー・ブルーと、どちらの肌トーンにもいけるとおもったのが「ピンクベージュ」。万能カラーですね。

文/写真 吉田ゆう子