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MAKEUP】【COLUMN

2020.05.16

【必見】岡田いずみさんがStayHomeメイク&ヘアのお悩みをズバッと解消!

大好評の長井かおりさん岡田知子さんのStayHomeメイク。今回は内から輝くような美肌づくりのスペシャリスト・岡田いずみさんにうかがいます、乞うご期待!

岡田いずみさん ヘア&メイクアップアーティスト
大手化粧品メーカーに在籍し、広告ビジュアル、ファッションショー、商品開発などに携わったのち、フリーランスとして活動をスタート。多くの女性ファッション誌や美容雑誌、広告、アーティストのビジュアルを手がける。透明感とツヤをまとう肌づくりに定評があり、女優、タレントからの指名も多数。
岡田いずみさん ヘア&メイクアップアーティスト 大手化粧品メーカーに在籍し、広告ビジュアル、ファッションショー、商品開発などに携わったのち、フリーランスとして活動をスタート。多くの女性ファッション誌や美容雑誌、広告、アーティストのビジュアルを手がける。透明感とツヤをまとう肌づくりに定評があり、女優、タレントからの指名も多数。

影を消し、くっきりラインと血色感で健康的な顔に。

――ずばり、StayHomeメイクのキーワードは?

「“影を消して、くっきりラインと血色でつくる心地よい存在感”。電話をするとき、声をワントーン高くして、相手に心地よさを感じさせるのと同じように、Stay Homeメイクもコミュニケーション力の高い心地よい顔づくりが大事。健康的でオープンマインドな顔を意識しましょう。光環境やモニターの特徴を考慮してメイクすることも大事です」

まずは、岡田いずみさん流・光環境&モニター攻略テクから!

【光&モニター攻略】PCのカメラは顔に正対(目の位置が目安)するようセッティング

顔を正面からとらえることで、フェイスラインが膨らんで見えたり、ゆがんで見えるのを防ぎます。また、ローアングルから顔が映ると、見下したような目つきになったり、冷たい表情に見えてしまうのでカメラの角度には気をつけて」

【光&モニター攻略】部屋の照明はトップライト多し。際立つゴルゴ線に注意!

「シーリングライトなど、部屋の照明の多くはトップライト。上からの明かりはゴルゴ線を強調してしまうので、できることなら光位置にもこだわりたい。自然光が顔の正面に当たる場所を選んだり、影が出ないように、顔の中央に光が当たるようにしましょう」

【鉄則1】モニター越しは意外にアラが目立つ!素肌感を出しつつしっかりカバー

モニターに映ると影が強調されやすいので、肉眼よりアラが倍増しがち。しっかりカバーしているのに、素肌っぽく見え自然なツヤ感も出るファンデーションがおすすめです。

『プレシャススキン パーフェクト フィニッシュ クッション ファンデーション(ドルチェ&ガッバーナ)』は、気になるアラはしっかりカバーしつつも、自然な仕上がりになるのでGOOD。額や鼻のテカリは抑えつつ、目周りは『フェイスイルミネーター(ローラメルシェ)』でツヤを足していきましょう」

【鉄則2】トップライトの照明で目元が沈むから、明るいアイカラーを。

「お部屋がトップライトの場合は、目元が影になりやすいので、それ以上は影をつけないように気をつけましょう。パッチリとした目元を意識しながら、マスカラとアイラインは横と縦をどちらも効かせるように。

特にアイカラーはくすまない明るい色味がおすすめです。『カラーユアルックアイズ 02ゴールド(RMK)』で明るく華やかな目元に。トレンドのイエローやライトオレンジ、ピンク系のカラーもハッピーな雰囲気になるのでいいですね。暗さを助長する影色はなるべく避けて」

【鉄則3】グラデ眉で画面越しにも立体感を感じるフォルムに。

「画面で見ると“べったり眉”や“うすうす眉”になりやすいので、パウダーとペンシルで立体感のあるグラデーション眉になるように意識しましょう。

繊細な眉が1本1本描ける『アイブロウペンシル(アナスタシア)』で全体を描いたら、『ブロウパウダー(アナスタシア)』で濃淡をつけて。最後にクリアブロウジェル(アナスタシア)で、根元から立ち上げるように仕上げれば、立体的なフォルムをキープできます」

【鉄則4】チークの重ねづけで2次元のっぺり顔に立体感を与えて。

「2次元の世界は顔がのっぺりしやすいので、チークのグラデーションによる立体感はとっても大事。

簡単なのは、頰の高い位置に『チークポリッシュ バーントクレイ(アディクション)』などの濃いめの練りチークを小範囲入れた後、ほんのりパール感がある淡いパウダーチークを広範囲に重ねづけする方法。自然な立体感と血色感が演出できますよ。ハイライトパウダーは、鼻先と目下にピンポイントでブラシを使ってオン」

濃いめのリキッドチークを頬の高い位置に小範囲入れて。
濃いめのリキッドチークを頬の高い位置に小範囲入れて。
淡いパウダーチークをブラシで広範囲に重ねづければ、立体感のあるヘルシーな印象に。
淡いパウダーチークをブラシで広範囲に重ねづければ、立体感のあるヘルシーな印象に。

【鉄則5】部屋の明るさや照明の色味に応じて、最適リップカラーを選ぼう。

「モニターの設定状況や部屋の明るさにもよりますが、部屋の照明がやや暗めだと、赤などコントラストの強い色はキツイ印象に。また、蛍光灯など青白い光の部屋で、青みがかったヌーディなリップはくすんで見えがち。色選びは照明とのバランスに注意して。おすすめは穏やかな血色感のあるカラー。全体にそれを塗ったあと、唇の中央部分にのみ、さりげないツヤ感のグロスを乗せると、みずみずしいヘルシーな印象に仕上がります。

今回グロスは『アディクトリップ グロウ オイル 004コーラル(ディオール)』をセレクト」

ベースカラーを塗った後、中央部分にのみグロスを乗せ、つやつや立体リップに。
ベースカラーを塗った後、中央部分にのみグロスを乗せ、つやつや立体リップに。

【鉄則6】ヘアはボリューム感とアウトラインが命。カメラ位置にもこだわって!

「PCのカメラが下からのアングルだとアゴ周りがもたついて見えやすく、トップは髪がぺたんと見えがち。まずはカメラ位置を調整することが大切です。前髪や髪のアウトライン、耳周り、首回り付近の髪はすっきりまとめ、毛先が揃うように整えると画面越しでも清潔感のある印象になります」

 

いかがでしたか?

光環境やモニター、カメラ位置にまでこだわり、どんな場所でも素敵に見せる岡田いずみさん流StayHomeメイク。リアルのコミュニケーションでは気づけなかったポイントばかりで、これからの新しい生活様式では大活躍しそう!

ぜひオンライン会議や飲み会でチャレンジしてみてくださいね。

 

写真提供/岡田いずみ 撮影/国府田利光 取材・文/井上幸子