秋になってから気になり始めた新たな肌悩み、それは「ほうれい線」。今までありがたいことにたるみは少し気になれど、ほうれい線を悩みと感じたことはなかったのですが……。涼しくなり始めたある日の朝、起き抜けに鏡を見ると、そこには紛うことなき“ブルドッグ線”をくっきり刻んだ顔がこちらを見ていました。「これは早急になんとかしたい!」 そこで助けを求めたのが、シエル・エ・メールのスキンケア。ハリとツヤアップが叶うという口コミに誘われて、ローションとオールインワンジェルの2アイテムをラインで使ってみることにしました!
海の恵みたっぷり。保湿効果の高いスキンケア
海洋成分と大地の恵みにこだわった、フランス・ブルターニュ生まれのスキンケアブランド、シエル・エ・メール。「生命の培養液」とも呼ばれる海は、人間に必要不可欠なミネラルとアミノ酸の宝庫。その海洋成分にこだわって生まれた、保湿効果に優れたスキンケアアイテムが揃います。
今回試してみたのは、化粧水「モイスチュアローション」とオールインワンジェル「ライトジェルクリーム」。蓋を開けてみると、ローションもジェルクリームもたっぷり使えそうだったので、朝と夜のスキンケアを夏仕様のものからこの2つにチェンジ。2週間しっかりと、贅沢スキンケアを試してみました。
“水の通り道”を増やし、内側からうるおす高保湿ローション
モイスチュアローションは手に取るとほんのり甘く、マリンノートを思わせる良い香り。年齢とともに減少するアクアポリン(水の通り道)を増やすことで内側からたっぷり保湿し、肌にツヤとハリをもたらすローションです。少しとろみがありながら、すぐに浸透するので使った後はサラサラした肌触り。そのままバシャバシャとつけるのも気持ち良さそうですが、今回は贅沢にコットンにたっぷり浸して毎日ローションパックを試してみました。
すると、日を重ねるごとにパック後のしっとり感が増すのを実感。使うほどに肌の保湿力が上がっていくから、ローションパックはこれからも毎日の欠かせないルーティンになりそう。また、日中ちょっとした休憩時間に、ローションを浸したコットンを肌にのせ、“追いローション” するのも香りとしっとり感に癒されて気持ち良い! 肌が息を吹き返すようにしっとりとうるおいを取り戻すのも驚きでした。今、お気に入りの使い方です。
ライトジェルクリームはプラセンタ、CoQ10、グルコシルヘスペリジンといった肌老化(くすみ、たるみ、乾燥)の3大要因を防ぐ成分を配合しているほか、植物由来成分のNcPAを配合。毛穴を引き締め、水分を保持していきいきした肌をつくるオールインワンジェルクリームです。
蓋を開けてみると、水しぶきを思わせるような爽やかな香りに、ぷるんとしたみずみずしいテクスチャー。肌に伸ばすと吸い込むように浸透し、塗りたてでもサラサラ。忙しい朝に使っても、その後のメイクアップの邪魔にならないのも高ポイント。ライトジェルクリームを使ったマッサージを朝の日課に加えることにしました。
まずジェルを小指の先ほど指に取り、フェイスラインに沿って肌を引き上げるように優しくマッサージ。耳の下を通って首筋から鎖骨まで、老廃物を流します。そして夜は、2日に1回のペースでバスタイムにジェルパックを。顔全体にたっぷりのせるように伸ばし、お湯にゆっくり浸かります。10分ほど置いたら、指の腹で顔の中心から外側に向かって円を描くようにマッサージ。美容成分が浸透した肌は、思わず何度も触りたくなるくらいもっちり、しっとり! とくにインナードライが気になる方は、お風呂上がり、見違えるようにうるおいをたたえた肌に驚くはず。バスタイムのジェルパックはこのジェルの保湿力を実感するのにぴったりの使い方だったよう。個人的にとってもおすすめできるスペシャルケアです。
海洋成分で大人肌がうるツヤに! ハリも回復
2週間使ってみると、触り心地だけでなく、見た目にも少し違いが出てきたように思います。使う前は鏡を見るたびにほうれい線が気になり、頬のたるみの下に影ができていましたが、今はたるんだ印象が和らいでほうれい線が少し浅くなったような……。少なくとも、たるみ頬のブルドッグではなくなったような気がします。見た目の変化はこれからも経過を見ていきたいところですが、肌にハリが増し、シワが改善してピンと張った印象になったのは確か。
これからさらに乾燥が厳しくなる季節ですよね。たるみの大敵・乾燥に打ち勝つには、大人の肌に照準を合わせたスキンケアで保湿するのがとても大切。超乾燥肌の私が実感した結論としては、乾いた大人肌には、母なる力が詰まった“海の力”がとても効果的みたい、ということ。この秋冬はシエル・エ・メールのアイテムを、ラインで使い続けてみたいと思います。
ライトジェルクリーム 42g とモイスチュアローション 150ml のセット/シエル・エ・メール(Ciel et mar)
文・写真/桐山満里