アサンテサナ!(どうもありがとうございます!:スワヒリ語)
スーパー仲人士(なこうどし)の村上れ以子です。
コラム執筆で、自分でも新たな発見がありそうで、とてもワクワクしています。
早速ですが、婚活する女性にとってメイクがいかに大事かを知っていただくために、第二回は、あるお見合いツアーに参加した女性の話をご紹介します。
どうぞお付き合い下さいね。
異空間かつ非日常なお見合いツアーで、カップルが成立しやすい理由。
まずは、お見合いツアーについて説明しておきますね。
テレビ番組でご存知の方も多いと思いますが、お見合いツアーとは、複数の男性または女性のグループ(女性のことが多いです)が、地方在住の異性(男性のことが多いです)へ出向き、“集団お見合い”やお見合いパーティーをするツアーのことです。
移動手段はバスが多く、遠方だと宿泊込みのこともあります。
男女が同じ乗り物(バスなど)に乗って移動先でイベントをしつつ親交を深めるタイプは「お見合い」をするわけではないので、ここでは婚活ツアーという“別物”に分類しておきましょう。
お見合いツアーで知り合い結婚したら、多くのケースで女性はツアーの移動先(地方のことが多いです)に住むことになります。
それでもお見合いツアーでは、意外とカップルになる率が高いです。
(今は開催していませんが、ムラカミが加盟する日本仲人協会が過去に開催したお見合いツアーで、約6割の参加者がカップルになりました)
あなたは、旅先で現地の異性にときめいたり、スキーのインストラクターに心惹かれたりしたことはありませんか?
気合いのマツエクで女子力アップ、出会う前から一歩リード!
6年前、ある婚活ツアーに参加した30代の貴子さん(仮名)は、他のツアー参加者とは明らかに雰囲気が違いました。
黒やグレーといったシックな服でバスに乗り込んだ参加者の中で、ひとりだけ目を引く濃い目のピンクのお洋服。
ランダムに大きなカールをつけた髪、何より、当時は今ほど浸透していなかった「まつ毛エクステンション(マツエク)」をしてきたのです。
バスの中でも何度も鏡を出してメイク(マツエク)をチェックし、誰よりも「女子力高いモード」だった貴子さん。お見合いツアーで同乗者はライバル。男性と会う前からすでに婚活成功に向けて一歩リードしていたといえます。
その婚活ツアーでは複数の男性から交際を希望され、その中のひとりとカップルになりました。
カップ麺もつくれない! 3分という短い時間で、男性の心に自分をどう印象づけるか。
お見合いツアーという“集団同士の出会い”では、各々が全員と話すために、1対1でお話できる時間はとても短いです。
長くて3分ほどでしょうか。ほんの一瞬です。
その限られた時間の中で、どれだけ自分を印象付け、男性の心に“爪痕”を残せるか(表現が変、ですかね~^^;)
そのために、貴子さんのように華やかさを「メイク(お化粧)」で演出するのは、大いにアリです。
結婚するかもしれない相手との、最初の出会いです。遠慮せずに女性らしさをアピールしちゃいましょう。
必要以上に派手にしなくていいですが、いつもの、お仕事に行くときの自分と比べて、少しだけでもいいので、貴子さんのマツエクのようにメイクの中で一点だけ集中して華やかにしてみてはいかがでしょう。
文/村上れ以子(スーパー仲人士)