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MAKEUP】【COLUMN

2018.10.25

奇跡の一枚を凌駕した女(ひと)~赤い口紅と彼女の決意~

アサンテサナ!(どうもありがとうございます!:スワヒリ語)

スーパー仲人士(なこうどし)の村上れ以子です。

 

10月が誕生日なもので、またひとつ年齢を重ねました^^;

ただ、まだまだ先は長いです。

親友が職場の後輩から「130歳くらいまで生きそうですね」と言われたそうで、彼女ひとりだと寂しいだろうと思い、「私は129歳まで生きるよ。ずっと健康で、近くに住んで一緒に遊ぼう」と約束したのです。

ね、まだまだでしょo^^o

 

今日は奇跡の一枚と呼べるほど綺麗に撮れた婚活写真より、さらに美しくなった女性の話です。

赤い口紅と、彼女の決意。

アラフォーの茜さん(仮名)は結婚相談所で婚活をスタートしました。

最初に撮影したときに茜さんが着たのは赤い服。写真館のカリスマメイクアップアーティストが茜さんのために選んだ口紅の色は、赤でした。

 

今まで使ったことがない華やかな赤に、茜さんはとまどいました。ところができあがった婚活写真を見て驚いたのです。本当に似合っていて、新しい自分を発見した気持ちになったそうです。

 

「この写真みたいに綺麗になろう。いつでも赤い口紅が似合うように」

今までになく綺麗に撮れた写真を見て、茜さんは決意。カリスマメイクアップアーティストのメークレッスンに通い、ダイエットにも励みました。

 

それから半年後。

仲人のもとに前とは別の婚活写真が送られてきました。

 

「写真を撮りなおしました。差し替えをお願いします」

 

婚活をスタートしたときよりずっと痩せてフェイスラインがすっきりし、ますます綺麗になった茜さんが、前よりもさらにまぶしい笑顔で撮影されていました。

にっこり笑った口元で白い歯が赤い口紅に映えて、とても魅力的に写っていました。

 

『婚活写真』と『お見合い写真』、その違いとは?

結婚相談所で婚活をスタートすると、プロフィールを作成のために『婚活写真』を用意することになります。

『婚活写真』と『お見合い写真』、違いを説明しますね。

 

『お見合い写真』というと「分厚い台紙を開くと女性は和装(男性はスーツの場合もあります)の写真」を思い浮かべる方も多いと思います。

 

『婚活写真』はは写真館で撮影する場合が多く、和装ではなく洋服がほとんど。

スタジオ写真か屋外でのロケ写真。全身写真は必要なく、上半身で表情がよく見えるものが主流です。

結婚相談所や仲人は写真を紙ではなくデータで受け取り、加盟している団体のプロフィール登録の際に使います。

 

結婚相談所での婚活では、プロフィールとともに写真を掲載するのが基本です。そして、その写真の出来によって、お申込みが増えたり、申し込んだときに受諾してもらえる数も増え、結果的に婚活の効率も上がります

あなたの未来にもきっとある、小さくても素敵な、幸せにつながるきっかけが!

茜さんは結果的に、成婚ではなく結婚相談所を退会しました。

結婚相談所ではなく、友人の紹介でカレシができた、とのことでした。

実はこういう方は、たくさんいらっしゃいます。婚活することで女子力が上がるせいなのか、出会いの受け入れ態勢が整うのか…。

 

成婚でなくても、幸せに結婚相談所を“卒業”(退会)されるのはうれしいものです。

 

いつだって、きっかけはほんの小さなことなのかもしれません。

でも、そこから決意して、努力をするかしないかで結果は明らかに変わってくる。

茜さんの決意と努力を思い出すたびに、私も仲人としての決意を再認識して、ますます努力しようと、背中を押される気分です。

 

あなたにも、素敵なきっかけが訪れますように。

文/村上れ以子(スーパー仲人士)