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Inner Care】【COLUMN

2018.10.31

お墓はあなた自身!?

みなさん、こんにちは。今日はどんな一日になりそうですか?

大竹稽がお送りする「禅の美容室」。

目がくらむように過ぎ去る時間からちょっと抜け出し、立ち止まってみましょう。道ばたに咲く花の美しさに気づくかも……そんなコラムになりますように。

群馬県桐生市崇禅寺の岩田和尚のお話も、今回で最後になりました。

 

さて今回のテーマなんですが……、「お墓」。

お墓まいり。でも、美容です。

「美容にお墓ですって?」「はい、そうなんです」この組み合わせの妙、楽しんでください。しっかりみなさんを美しくするところへ決着しますよ。

さて、九月はお彼岸でした。みなさんはお墓まいりに行きましたか? 最近は、散骨を選ぶ人も増えていますが、やはりお墓まいり大切だと思います。「でもそんな時間もなさそうだし、めんどうなんだよね」、という気持ち、わかります。

見返り病って?

めんどうなことを前にすると、わたしたちは「しょうがないな、やってやるよ」という気持ちになりかねません。そんな気持ちはついつい出てしまうもの。でも、それでは「ある病」にかかってしまいます。

「それが『見返り病』なんです。この病にかかってしまった人は、見返りが見えないと動きません。あらゆることが義務になってしまう。それは心をみにくくします」

と岩田和尚。

たしかに、どんな行動にも「効果」や「価値」を計算するような傾向がありますが、いちいち計算して動くのも「めんどくさい」ことに感じます。では、「見返り病」にかかっていない健康な心はどのようなものでしょう。

「『させてもらう』という心です。そんな心は感謝に満たされています。あなたは、『お墓まいりをしてやる』ではなく『させてもらう』と感じられますか」

お墓のケアとスキンケア

「感謝しながら、お墓をきれいにさせてもらう。私たちも、傷ついたり汚れたりしますよね。でも、それが人なんです。大切なのは『感謝ケア』。肌のケアも同じですよ。一日がんばってくれた私たちの肌に感謝しながら、寝る前に感謝ケアをしましょう。そのさい、『ありがとうね』と口に出すことがポイントです」

 

そうですよね。だって、あなたも思いませんか? わたしの夫、わたしの恋人、最近「愛してるよ」どころか「ありがとね」も言わなくなった……。でも当の本人は反論するかも……。「心でしっかり思っているよ!」。それじゃ、なんですよね。

あなたのお肌も同じことを願っています。

 

お墓の『感謝ケア』ができるあなたは、きっとお肌も喜んでいることでしょう。

さて、岩田和尚からいただいたお話はこれでおしまい。和尚のお寺、崇禅寺は群馬県桐生市にあります。季節ごとに変わる御朱印で大人気、群馬へお出かけのさいは、ぜひ参拝してくださいね。次はどんな和尚が登場するでしょうか?お楽しみに。

 

文・写真/大竹稽(思想家、教育家)