COSME DE NET

FOLLOW US

  • .&cosme
  • .&cosme
  • .&cosme

SKINCARE

2022.10.12

プロも愛用! 化粧下地にも使えるアンブリオリス「モイスチャークリーム」を試してみた

保湿クリームでありながら、化粧下地としても使えると人気のアンブリオリス「モイスチャークリーム」。“数年前話題になったアイテム”というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、いまもメイクアップアーティストや海外セレブが愛用する実力派アイテムです。

 

秋になり日中の肌の乾燥が気になり始めたので、保湿効果のある下地を探していました。そこで、ずっと気になっていた「モイスチャークリーム」の存在を思い出し、使ってみることに。

 

この記事では、保湿クリームと化粧下地、それぞれの使い方や使用感などをレビューします!

パリの皮膚科医が開発した「モイスチャークリーム」

アンブリオリスは、1950年にパリの皮膚科医が「肌の自然な美しさを引き出すことを目的とした誰もが使える手ごろな価格のクリーム」を開発したところから始まったブランドです。

 

「美しさの原点に立ち戻り、肌に必要なものだけを与えることで、デルモコスメティック(皮膚科学に基づくスキンケア)を誰でも手の届くものにする」という信念のもと、シンプルな処方にこだわって製品開発を続け、現在も世界中から愛されています。

 

この“1950年に皮膚科医が開発したクリーム”こそが、「モイスチャークリーム」です。肌を保湿するアロエベラやダイズタンパクのほか、油分を与えるミツロウやシアバターといった天然成分を優先的に配合。厳選した成分を必要なだけ使用することで、肌に負担がかかりにくい快適な使い心地を実現しています。

 

保湿クリーム、化粧下地のほか、クレンジング、マッサージクリームなどさまざまな使い方ができることから人気を集め、なんとあの“ガガさま”も使っているそう。

保湿クリームとして

硬くて重いクリームを想像していましたが、乳液くらいのやわらかさ。みずみずしさもあり、パール1粒大ほどの使用量で全顔に伸び広がります。

 

なじませた直後はしっとり。しかし、数分経つと肌表面がサラッとした質感に変化! 寝る前に使用しても、枕などにクリームがつく心配がありませんでした。また、フローラルブーケのような華やかな香りがしますが、少し時間が経つとほとんど消えるので、顔につけても気になりません。

 

翌朝の肌は、水分・油分のバランスが整ったのか、気になっていた寝起きのTゾーンのベタつきが軽減されたように感じました。

塗った直後はツヤが出てしっとり。数分後にはサラッとした質感に。
塗った直後はツヤが出てしっとり。数分後にはサラッとした質感に。

化粧下地として

洗顔後、化粧水→美容液→「モイスチャークリーム」の順に塗布。メイクがヨレにくいように、5分ほど置いてからベースメイクに進みます。

パウダー・リキッドファンデーション共に試してみましたが、肌表面がサラッとしたからか、どちらのファンデーションものりがよく感じました。パウダーは、クリームの油分が活かされて、いつもよりツヤのある仕上がりに。リキッドは、仕上がりの違いは感じられないものの、普段よりファンデーションの使用量が少なめでも、ムラなく伸ばせました。いずれも肌の乾燥が気にならず、1日中しっとり感が持続

カバー力などはありませんが、うるおいや油分を与えて肌を整え、メイクがしやすい土台をつくるという意味では優秀な下地だと感じました。ただし、UVカット機能はついていないので、日焼け止めの併用がおすすめです。

保湿クリームとしても、化粧下地としても派手な効果はありませんが、しっかりと役割を果たしている“信頼できるアイテム”だなと感じました。この堅実さこそが、70年以上愛され続けている理由なのかもしれません。

 

気になっていた、秋口の肌の乾燥はこれで解決! また、しっとりしながらも、サラッと仕上がるので春夏も快適に使えそうです。冬の乾燥を乗り越えられたらリピートしようと思います!

アンブリオリス 下地クリーム/モイスチャークリーム 75ml/アンブリオリス(Embryolisse)

文・写真/sayo  編集/&cosme編集部