空気の乾燥がひどくなるこの時期、髪がパサついて広がりやすい……とお悩みの方が多いのではないでしょうか。じつはシャンプー後の髪の乾かし方を帰るだけでもダメージを軽減し、美髪に近づくことができるんです。まずはタオルドライから見直しましょう!
ステップ1:タオルドライ
アウトバストリートメントの効果をきちんと発揮させるためにも、まず大切なのがタオルドライ。髪に水分が残っているとトリートメントが浸透しづらくなるので、タオルを頭にかぶせ、手もみするように髪全体をふき、水滴が落ちない程度まで十分に水分を取ります。ゴシゴシとこするとキューティクルを傷めるので、とくにデリケートな毛先はタオルにはさんで優しく押さえるようにしましょう。
ステップ2:洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)
アウトバストリートメントは、ドライヤーで乾かす前の濡れた髪につけるのがおすすめ。ドライヤーの熱ダメージを軽減し、ドライ後も乾燥やパサつきを防いでくれます。内側にもみこむようにつけると、全体になじみやすくなります。
ステップ3:強温風でドライヤー
ドライヤーを強温風モードにし、乾きにくい根もとを乾かします。同じ部分に熱風が当たり続けると髪が傷むので、ドライヤーを小刻みにフリながら、キューティクルの流れに沿って上から下に向けて風を当てるのが基本です。襟足や後頭部、耳まわりなどもまんべんなく風を当て、全体を8割ほど乾かします。
ステップ4:弱温風でドライヤー
ドライヤーを弱温風モードにし、髪の流れを整えながら、毛先に向かって乾かしていきます。ブラシを使ってブローをすると、さらに美しい仕上がりに。
ステップ5:冷風で仕上げる
仕上げに冷風を当て、髪に残った熱を逃がしてあげます。余熱による乾かし過ぎを防ぎ、うるおいのあるサラツヤ美髪に仕上がりますよ。
正しく髪を乾かすのはもちろん、自分の髪悩みに合わせてアウトバストリートメントをチョイスすることも大切です。今回ご紹介する厳選アイテムをぜひあわせて使ってみてくださいね。
ダメージ補修、毛髪強化、スタイリングとマルチに使えるオイルトリートメント。
ドライヤーやヘアアイロンの熱だけでなく、UVプロテクション効果で紫外線からも髪を守る。オイルなのにベタつかずサラッとした使い心地。
No.7 ボンディングオイル 30ml/オラプレックス(OLAPLEX)
ハイトーンカラーによるダメージヘアに軽さとツヤを与える。
カラーヘアのために特別に開発されたこだわりのベースフォーミュラを採用。ブリーチやカラーによってキューティクルが傷んだ髪を、軽やかでツヤのある髪へと導く。寝る前につければ翌朝はうるおいのある美しい髪に!
ブロンドアブソリュ BL セラム シカプラズム 150ml/ケラスターゼ(Kérastase)
切れ毛やパサつきも濃厚なうるおいで補修する。
2種類のオーガニックオイルによる「デュアル コンプレックス」配合。切れ毛やパサつきでツヤを失ったダメージヘアをリッチなうるおいで包み込み、やわらかくまとまりやすい髪に整えてくれる。
2chic モイスト ヘアセラム 81ml/ジョヴァンニ(giovanni)
文/小田原衣利