6秒に1個売れている!? 過酷な環境で活動する登山家の肌を救った、最強保湿クリーム
キールズの歴史は古く、1851年にニューヨークの一角にオープンした調剤薬局がはじまりです。男女問わず世界中の幅広い世代から愛されているブランドですが、その中でキールズの顔とも言える製品がキールズ クリーム UFC。キールズの商品でいちばんの売り上げを誇り、ブランドの発表によると“世界中で６秒に１個売れている”と。日本で発売された当初、“最強の保湿クリーム”としてたちまち話題になりました。
数々のエピソードを残している製品で、中でも強烈に印象に残っているのが、さかのぼること10年前の話。グリーンランドの登頂を目指した登山隊のチームにクリームを提供し、過酷な環境で作業する彼らの肌を守ったそうです。その話を聞いて以来、私の中でも“最強の保湿クリーム”となっています。
リニューアル後は、テクスチャーが軽めに進化。
オリジナルはクリーム好きにはたまらないテクスチャーで、少し重めでした（でも、私はこのぐらいのほうが個性があって好みだったのですが…）。2019年にリニューアルされた現在のテクスチャーは、まるで乳液のようなさらっとした軽い感触。確かにとても使いやすくなりました。
主要成分は変わらず、「スクワラン」と「アンタークチチン」。ちなみに後者の成分は、南極の氷河に生息する微生物からとれるエキスで、南極の過酷な環境でも水分を保持する作用があるそうです。
潤いに満たされてふっくら～。朝のメイクのノリが変わる！
使い方はお手入れのいちばん最後に。顔全体になじませたら、両手のひらでハンドプレスをすると、より水分が肌の奥の奥へギュっと届けられるように感じます。
また、頬などかさつきが気になる部分は、重ねづけがおすすめ。個人的には肌が温かいほうがより浸透するので、できれば蒸しタオルで肌を温めてから使うことをおすすめします。乾燥によるひりつきや赤み、化粧のりが悪い方にぜひ試してほしい名品コスメです。
撮影／池田 敦 文／夏目 円