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SKINCARE】【COLUMN

2020.01.22

皮膚科医の執念が産みだした「色つき日焼け止め」が凄すぎる⁉

こんにちは、美容ジャーナリストの山崎多賀子です。自分が乳がんになって感じたこと、気づいたことで、みなさんのお役に少しでも立てれば…そんな思いでスタートした連載です。どうぞ!

紫外線だけではない、複雑な環境だからこそ朝のスキンケアは重要。

「朝保湿派」は30代後半から一貫して行っている。夜のお手入れも大切だけれど、今の複雑化する環境を考えると、朝、油分を含む保湿をたっぷりして肌のバリア機能を高め、日中のダメージ(乾燥、UV、汚染物質、物理的刺激などなど)から守ることが美肌の第一歩と確信している。もちろん乾燥した肌に水分を補うことは重要だけれど本来、水分は肌の内側からにじみ出てくるものなので、水分を必要以上に逃がさないことが大切。だから、朝は化粧水よりクリームやオイル、バームなどでしっかり油分を与える。保湿だけでなく、抗酸化、抗炎症作用のある美容成分が含まれているものを選び、ダメージ要因を中和するスキンケアもポイントだ。

朝は保湿のあと日焼け止めを塗る、ベースは薄く素肌感を狙い、隠したい部分だけコンシーラーでカバー、というのが普段のステップ。それでも毎朝のベースメイクの摩擦に肌が疲れている気がするので、外出予定がない朝は保湿のみ。近所に出かけるときはUVを塗るくらいで、肌を休ませることにしている。

構想10年、開発5年。皮膚科医の執念が産みだした色つき日焼け止め。

皮膚科医師の津田攝子さんがプロデュースするTUDAコスメのUVカラーバーム (ナチュラルピンク/ベージュオークルSPF50⁺PA++++ 18g ¥5,600・税別) を手にしてからは、朝のステップがシンプルになってきた。

私にとってTUDAコスメといえば、敏感肌や揺らぎ肌でも安心して使えるスキンバリアバームが代表アイテム。

水を一滴も使わない、皮膚科医目線でつくられた美容成分の白い塊は、これまで多くの女性から支持を得てきた、まさにバリアのためのアイテムだ。私もがん患者さんのメイクセミナーで、メイク前の最初の重要ステップとして使わせていただくことが多い。

2020年2月1日に発売するUVカラーバームは、スキンバリアバームの姉妹品? と先取り情報を聞いた時からその正体にワクワクしていた。

名称の通り、カテゴリーは日焼け止め。色付きの日焼け止めだ。紫外線吸収剤フリーでSPF50+の表示だが、実際に測ったら数値が100まで出たらしい。しかもUVケアに欠かせない抗炎症作用が高い。つけていたほうが肌の調子が良くなる、というやつだ。

実際にUVプロテクト、内外バリア、炎症、ブライトニング、保湿、ニキビ、小じわという肌への7つのケアに加え、化粧下地、肌色補正、色むら調整を加え、一品で10役を担う。

朝ケア重視派の朝をシンプルにした逸品に今後も期待!

素肌感のある仕上がりを求める私には、十分なカバー力。私は明るい肌色に仕上げたいので、ナチュラルピンクが好み。肌の黄ぐすみも自然に整う。さらに話題の近赤外線やブルーライトもカットしてくれるということで、朝のスキンケア重視派の私の朝は、外出する日もしない日も、保湿のあとこれを伸ばしてファンデまで終了の、時短となった。ベースによる肌疲れも感じない。むしろ塗っておくと肌が落ち着くし顔色もいい。TUDAコスメの回し者では断じてないけど、個人的に津田攝子さんの妥協しない「執念」は知っている。使い続けるとどんな風に肌が変わってくるのか、今、期待でいっぱいなのだ。

 

撮影・文/山崎多賀子