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MAKEUP】【COLUMN

2019.11.21

今どきのベースメイクで解決できる、肌コンディション

こんにちは、美容ジャーナリストの山崎多賀子です。自分が乳がんになって感じたこと、気づいたことで、みなさんのお役に少しでも立てれば…そんな思いでスタートした連載です。どうぞ!

機能が八歩美人より得意分野に特化したベース選びが、美肌への最短の道。

徹夜したり、ストレスが重なると、肌が荒れてくすみます。体調が悪くても肌に出ます。顔のなかで目、唇、眉以外は全部肌だから、肌の状態がその人の健康や心の状態までも印象づけるといっていいくらい。それに自分でも、朝、鏡を見たときに肌のコンディションが冴えないと、一日中気分も冴えないですよね。

 

こんな日はホットタオルを当てたり、マッサージしたり、保湿剤を変えてみたりとあれこれ試すのですが、カバーマークのベースに頼ることが増えたこの頃。

前々回、シミや肝斑、肌全体のくすみなど、気になる肌色トラブルを見事に目立たなくする、「カバー力」に特化した、フローレスフィットのことを書いたけれど、それ以外にも二品、あることに特化したベースが重宝なんです。

毛穴も、細かいシワも吹き飛ばし、陶器肌を作るファンデ

ひとつめは、「毛穴レス」に特化した、写真左のカバーマークシルキー フィット(全9色 レフィル¥4,000・税別 コンパクトケース ¥1,500・税別/ともにカバーマーク)

とにかく塗るだけで、目立つ毛穴の開きも、細かい小じわも吹き飛ばし、すべすべの「陶器のような肌」に仕上げてくれるんです。触ってみてもシルクのように滑らか。その効果に気づいたのは、某新製品発表会で知人の編集者Aを見かけたときでした。もともと美肌の持ち主のAさんですが、「あれ、今日肌がすごくきれいじゃない。なんかした?(注:なんかとは、美容医療系の施術のこと)」と声をかけてしまったほど、肌の印象が違ったんです。いうなれば、上品できちんとした印象。するとAさん、「きっとシルキーフィット使ったからですよ~♪」と。へー、そうなのね。じつは自分で試し塗りしたときは、鏡に近いせいかそこまでと気づかなかった。むしろ、少し離れた他人の肌のほうが違いに気づくものなんですね。無数にある毛穴や小じわの小さい影は肌を暗くするから、肌の凹凸が目立たなくするとスルンとした透明感のある肌になるんですよね。

新発想!ジェル状のおしろいで化粧もちもツヤも保湿もアップ

「カバー力」、「毛穴レス」とくれば次の一手は、そう「つや」です。それもパールの艶感ではない、ホンモノのみずみずしいつやを与えてくれる、おしろいです。しかもジェルタイプの写真右、カバーマーク モイスチャーコート ジェル(35g ¥5,000・税別/カバーマーク)がおすすめのそれ!

おしろいって粉じゃないの???と思いますよね。私も思いました。このおしろいは、なんと水分80%。ベースメイクの仕上げに専用スポンジで軽く抑えることで、水分と同時にうるうるしたツヤ肌を完成させるという、今までにない発想。

その前に使ったファンデが崩れることもないし、一日中、肌が水分で満たされるので、夕方になっても乾燥でガビガビになるなんてことはない。この発想は斬新だけど、技術力も素晴らしく、朝保湿し衣装はの私としては、とても理にかなっている。

先日のがん患者さんをモデルにしたファッションショーでも、肌のつや出しにこのジェルおしろいは大活躍してくれました。

 

カバーマークに限らず、ベースメイクに関しては、平均的優等生よりも、目的や悩みに特化した得意分野をもつアイテムが好き。肌の状態やファッションで使い分けたり、組み合わせるなど、私のなかではただいまベースメイク愛が沸騰中です。