個人や企業のコンサルタントを行う筆者が、彼らとかかわってきたなかで気づいた化粧品の力。それは、人生をシフトするきっかけにもなるほどのものだった⁉ 自分の人生、自分が主役‼ 次への一歩の背中を押してくれるストーリーをお届けします。
年々、一年があっという間になっていませんか?
気が付いたら、今年も一年の半分以上を越えました。
最近特に一年が短く感じる、そんな風に思うことはありませんか?
小学校低学年のときは、夏休みが長く感じて、永遠とも思えるような‥‥‥絵日記を書くことに苦痛をおぼえたりもしました。でも、書くための話題にことかかなかったことを思い出します。
しかし、大人になった今では約1週間という短い期間ということもあるかもしれませんが、あっと言う間に夏休みは終わります。
地球上における時間の経過の変化はないですし、大人も子供も、同じ時を生きています。明らかに時間の感覚が違ってしまっただけなのです。
子供の頃はまだ知らないことが多く、毎日のように感情を揺さぶる、新しい経験や発見がありました。しかし、大人になってしまえば知り尽くしてしまうものが多く、新しいものに出会えるチャンスは少なくなります。
人は未経験の出来事に対しては、それが強く意識に残り、時間が長く感じるもので、慣れてしまえばそれによって時間の長さも気にならなくなり、早く感じるようになります。
結果的に、子供の頃は新しいことが多いので、時間が長く感じるようになり、大人になればワクワク、ドキドキする新鮮味のあるものに接する機会が少なくなり、時間があっというまに経過してしまいます。それが理由で一年が早く感じられるようになってしまうのです。
「Don’t Think, Feel!」考えるな、感じろ。
映画『燃えよドラゴン』の名台詞「Don’t think! Feel.(考えるな!感じろ。)」
誰もが名場面を思い出す、深いセリフです。いろんな解釈があるとは思うのですが
私は、「自分の技をどうするかを考えるな。相手がどう出てくるかを感じるんだ。」
と解釈しています。
これは、今の私たちも同じで、日々、頭で考えて行動していることがほとんどです。「~するべき」「~しなければ」など、“べきべき”、“ねばねば”が、思考優位状態のサインです。自分が何を感じているかなんて、考えていないし、それが大人になることと言われればそれまでですが、自分の感情に蓋をして、この思考に頼ってしまうからこそ、時間軸が平坦なものになってしまい、あっという間の一年になってしまうのではないでしょうか。
そこでおすすめ! 日常で感情の言葉を意識して使ってみませんか?
えっ、どんな言葉を使ったら良いか、わからないって?
感じるままを言葉にすることが大切なのですが、あまりにも感情の言葉が錆び切ってしまっていると、何を言葉にしたらよいかわからないこともあります。
感情の言葉と言えば、嬉しい、楽しい、大好き、とまどう、好き、嫌い、ワクワク、なごむ、安心する、落ち着く、寂しい、惨め、苦しい、辛い、愛しい、切ない、懐かしい、悲しい、情けない、怖い、悔しい、心地がいい、トキメク、ありがたい、面白い、冷たい、誇らしい
など、たくさんあります。
まず、この「Don’t Think, Feel!」考えるな、感じろ、のレッスンとして最適なのは、コスメでの日常のお手入れの時です。いつも何気なく使用しているアイテムで、“感じる”レッスンをトライしてください。
今朝は、このジュリークの洗顔ジェル、リニューバランス フォーミングジェル(200ml ¥3,800・税別/ジュリーク)で泡をつくり、ゆっくりマッサージしながら洗いました。そこで気持ちを感じる言葉で表してみたところ、「爽やか~潤う、幸せ!」と思わず、つぶやいてしまいました。
感情の言葉を使うことで、その言葉から、元気をもらい、また新たな好奇心に繋げていくことができます。かけがえのない時間に自分の感情を刻むことで、少しは、時が過ぎることが長く感じるようになるのではないでしょうか。
感じる言葉がネガティブな言葉だとしても、それを良い悪いで判断することが思考です。
あるがまま、自分の感情、気持ちを受け止めて、感じてみませんか?
文・製品撮影/井上野乃花