王妃のブライダルメイクにも使われたジェルアイライナーは、にじまない、よれない、朝のアイメイクを夜までキープ
まだ今ほどメイクの情報がなかった時代。欧米人のように顔に凹凸のない日本人の私が一体どうしたらメリハリのある顔になれるのか、と日々、鏡の前で格闘していた頃。私とってボビイブラウンのロングウェア ジェルアイライナー(ボビイブラウン)(内)との出会いは衝撃的でした。
当時、アイライナーといえば筆タイプが一般的で、そのアイラインをジェルで、しかも筆を使って引くという、まさにアーティスト仕様。
加えてアイシャドウを重ねることで、そのラインをぼかすこともできるなんて、ジェルライナーは私にとって“魔法の小瓶”のようでした。
プロのメイクアップアーティストになった気分で、筆を片手にラインの引き方や色の選び方を夜な夜や練習したことでアイメイクの楽しさ、奥深さを知ることができた運命の1品となったアイテムの1つなのです。
ジェルだからこそ使い方と扱い方が重要です。
とはいうものの、ジェルと筆なので使い方にはちょっとしたコツが。
まずは、筆先に「ジェルをどのくらい付けたらどのくらいの線が引けるのか」を把握するために、手の甲でしごいて量を調整して、確認しましょう。
また、線の太さ、濃さ、も筆を寝かせてみたり、立ててみたり、手の甲で何度もトライして書いてみましょう。ここの部分はとにかく練習あるのみ、です。
さらに、落ちにくい処方のジェルアイライナーなので最後まで使いきるには空気に触れないようにすることがとても重要。空気に触れるとせっかくのジェルが乾いて固まってしまい、使いづらくなる。使い終わったらすぐにフタをすることを忘れずに。それだけでは物足りない私はラップを小さくカットして、ジェルの上にのせてとにかく乾燥しないようにしています。こうすることで最後の最後まで使い切ることができるようになると、さらにコスパの良さを実感! 使った筆もジェルが固まらないようにティッシュオフすることもお忘れなく。私にとってそうであったように、この1瓶があなたの逸品になりますように・・・✨
撮影/池田敦(Pile Driver) 文/青木奈緒