個人や企業のコンサルタントを行う筆者が、彼らとかかわってきたなかで気づいた化粧品の力。それは、人生をシフトするきっかけにもなるほどのものだった⁉ 自分の人生、自分が主役‼ 次への一歩の背中を押してくれるストーリーをお届けします。
自信がないを言い訳にしないと決めよう
「私にそんな仕事、無理です。自信がないから」
「私は、それは自信がないので、他のことをしたいです」
何か新しいことをやろうとするときに、「自信がない」を言い訳に尻込みしてしまうときがあります。
でも、そもそも何かをやる前から「自信がある」ことって、あるものでしょうか？
私はセッションを多数行っていますが、これまで「自信がある」なんて人は、ほとんど出会ったことがありません。その反対に、何か新しいことをやろうとしながら、「自信がない」ということで辞めてしまう人はとても多いです。私は、それを否定するつもりはありません。でも何かをしようとするときに、「自信がない」ということを言い訳にしない、と決めることは人生にシフトを起こすことにつながります。
「自信がない」ということを理由に何かをやらないときは、実は力がないわけではなく、
単にこれまで「やっていない」から、「恐れ」があるだけだったりするものです。
「小さな一歩」を踏み出そう。
「資格試験にパスしたい」
「昇格したい」
「独立したい」
こういった願望があるのに、自信がなくて挑戦できない時に、にオススメしたいのは、まず「小さな一歩」をやってみるということです。
たとえば、会社を辞めて独立したいのなら、まずは独立している友人の話を聞きに行くとかからはじめてみませんか。
そんな「小さな一歩」であっても、行動したことによって、次の一歩を踏み出すことができます。
そして、その一歩一歩が、目標に確実に近づいていく「自信」となるのです。
「自信」は、「自分との約束を守ること」からしか生まれません。
いきなり大きな山に登ろうとするから、自信がなくなり、挫折してしまうのです。
まずはどんな小さなことでもよいので、「小さな一歩」をクリアしましょう。
最初は小さな、小さなことでもよいのです。まず１個「やり遂げる」ことで、自分に対してＯＫを出してあげましょう。
小さなＯＫを自分に出すことで、自分自身が「やれる」という感覚がつかめてきます。この感覚は大事なモチベーションになるので、最初はできるだけ丁寧にゆっくりやるのがコツです。「やれる」感覚は、確かな「自信」につながってくるはずです。
自信がない自分を受け止めて利用しよう。
私も、今でこそ、研修や300人規模の講演会などをしていますが、実際は、かなり人見知りで、初対面の人と話すのが今でも苦手です。声もこもって聞きづらいと言われていたので、人前で話すなんて「自信ゼロ」でした。むしろ、自信がないから自信を持てるように努力をしてきたのかもしれません。
コーチとしての仕事の幅を広げたい、人生の楽しさを少しでも伝えたいという思いで、最初は３人の友人を集めてセミナーを始めました。
振り返ってみると、あの一歩から、「恐れ」がなくなりました。「恐れ」と「自信」は反比例しています。「恐れ」が減った分、「自信」と、何が起こっても逃げない、「覚悟」がでてきたように思います。
話は少し変わりますが、研修や講演のときにおまじないのように大事にしていることがあります。それはマスカラを丁寧に塗ることです。最初のセミナーをしたときから使用しているマスカラは、ヒロインメイク ロング＆カールマスカラ アドバンストフィルム（￥1,200・税別／伊勢半）です。
目力も味方にして、やりたいと思っていながらやっていないこと、小さな1歩からはじめてみませんか？
写真/文 井上野乃花