アサンテサナ!
スーパー仲人士(なこうどし)の村上れ以子です。
山梨県の富士吉田市に行ってきました。
往路の特急では「富士山駅」に着く前に、日本語と英語で2度のアナウンスがありました。
最初は富士山が最初に見えた直後に「左手に富士山が見えます」と。
2度目は富士山を撮るのに最適な場所の直前に、その旨をアナウンス。
(ごめんなさい。正確な表現を忘れてしまいました!)
これぞ日本の「お・も・て・な・し」だなぁ、と感心しました。
ネイティブのように流暢な英語には聞こえなかったけれど、ちゃんと伝わって、話し込んでいた外国人観光客も富士山に気づき、車窓からしっかり撮影していましたよ。
「お・も・て・な・し」といえば、富士五湖青年会議所の皆さんが、とてもフレンドリーで素敵な方々でした。
富士五湖地域には、独身男性がたくさんいらっしゃるそうです。
地方での新しい暮らしを考えるとき、やはり「人がいい」土地だとストレス少なく結婚生活が送れるでしょうね。
無理や偽りは幸せをもたらすのか? 苦痛をもたらすのか?
30歳代後半の瑞恵さん(仮名)は、東京在住の女性。
肌が弱く乾燥しがちということで、オーガニックコスメがお気に入りでした。
婚活を始めるとき、瑞恵さんは「普通のメイクをするべきかしら?」と悩んだそうです。
いつも素肌(すっぴん)感覚のナチュラルメイクだったので、とても心配をされていました。
最寄り駅にあるショッピングモールを通るたびに、新しい化粧品を買おうかどうか、迷っていました。
わたしはメイクの専門家ではありません。
だけど、婚活では専門家。婚活の専門家として、言えることはひとつです。
「無理したり自分を偽って出会った相手とは、続かないものですよ」
婚活は結婚相手を探す活動です。
結婚とは多くの場合、共同生活を伴いますよね。
同じ家の中で、これから親といた時間より長~い時間を一緒に過ごすことになるのです。
家の中で常に“飾った自分”でいることを想像してみてください。
それはあなたに「幸せ」をもたらしますか? 「苦痛」をもたらしますか?
どちらを選ぶかは、あなた次第です。
だいぶ前ですがテレビを見ていたとき、ある仲人さんが
「男性が(女性を)抱きしめたとき、ウエストに手をまわしてどれだけ余裕があるか、手が重なるか、それが大事」
とおっしゃっていました。
うわーーー
私のアドバイスと違う、私の価値観とは違いすぎる~!
この仲人さんが言われることも、女性を見た目で選ぶ男性がいる限り、間違っているわけではありません。
ただ、そこに価値観を置くのかどうか。
条件のいい男性に選ばれ愛され続けるために細いウエストや美を維持する結婚を選ぶか、穏やかな男性とちょっと太っても許し合いながら生きるか。
どちらを選ぶかは、あなた次第です。
そこにいるのは、あなたらしいあなたですか?
瑞恵さんは、お見合いで出会った地方都市の男性と結ばれました。
40歳代、少し年上のお相手男性は、穏やかでいつもニコニコ笑顔の方です。
あたたかい地方で新しい暮らしを始めた瑞恵さんから、結婚を報告するはがきが届きました。
結婚式でケーキカットをする写真には、すっぴんに近いナチュラルメイクで、思いきり笑っている瑞恵さんの姿がありました。
あなたの結婚は、どんな結婚ですか?
そこにいるのは、あなたらしいあなたですか?
ぜひ具体的に未来予想してみてくださいね。
文/村上れ以子(スーパー仲人士)