アサンテサナ!
スーパー仲人士(なこうどし)の村上れ以子です。
10月に母校の大同窓会が開催され、幹事年度卒業なのでお手伝いをしてきました。
そこで私・村上は、ある男性と出会ったのですが‥‥‥。
告白します!
私・村上は・・・
その男性に・・・
パシリをさせてしまいました(;^ω^)
結婚相談所で注意すべきは先入観、職業で人柄は決まらない
その同窓生(男性)は、気さくでフットワークが軽く、突発的な雑用も嫌な顔せずにしてくださり、落とし物の記入用紙がなくなりそうなときにはコンビニまでコピーに走ってくださいました。
途中、同級生(女性)に「彼、教授なんだよー」と教えてもらい、私は初めてその方が、某大学の教授だと知りました。
あはは~(^^;) 先に知っていたら、もしかしたら先入観から「教授にコピーは頼みにくい」なんて思ったかもしれませんね。
実は結婚相談所での婚活で注意すべきはこの先入観なんです。
結婚相談所のデータベースには、個人が特定されない程度のものではありますが、会員のプロフィールが掲載されています。
全てのデータベースを閲覧できる会員もいれば、結婚相談所(仲人)から紹介される方だけプロフィールを見られる会員もいます。
(契約したコースや、結婚相談所の運営方針によって違います)
どちらにしても、結婚相談所の会員は、お相手会員のプロフィールを知った上で、お見合いをするかしないか決めるわけです。
女性の場合は男性の職業や年収を知って、先入観を持つことも少なくないでしょう。
ですが、私の同窓生のように「教授“だけど”気さく」とか、他にも「チャラそうな仕事に従事、“だけど”本人は真面目」など、イメージと違うことも当然、ありますよね。
仕事すればするほど女性らしさを失っていく現実。
先日、貴子さん(仮名)という女性が面談にいらっしゃいました。
40代で、お仕事内容は詳しくは書けませんが、士業でいらっしゃいます。
ダークカラーのスーツ姿。髪の毛は後ろでひとつに束ねていらっしゃいました。
「なかなかいい出会いがないんです」
職場に男性は多いのですが、女性だからという目で見られないよう、できるだけ女性として見られないように意識していらっしゃるとのことでした。
私は新聞社で働いていたのでわかる気がします。
私見ですが、男性が多い職場では、女性であることが嫉妬の対象になることも、時にあったように思います。
嫉妬を受けていることを全く気にしない女性もいらっしゃいます。
だけど、嫉妬されることを極力避けるために女性らしさを“封印”する女性もいて、そのことがプライベートに影響することもあったように思います。
私生活でも、女性であることをおう歌できなくなっていくのです。
「女性らしくない」と先入観を持たれることは、婚活では得ではない。
私は貴子さんに伝えました。
「仕事以外では意識して、女性らしい明るい色を身に着けてみては? 例えば明るい服を着るとか、口紅の色を変えてみるとか」
素直な貴子さんは、オレンジのリップを買い、そのリップに合うようにプライベートで出かけるときには髪をおろすようになりました。
“いかにも士業”だった容姿から卒業したのです。
貴子さんは実は、入会されてはいません。
知人から男性を紹介されたそうで、今はその方とうまくいくよう頑張る、と連絡がありました。
過度でなければ女性らしさを前に出すことは決して感じが悪いものではありませんし、「女性らしくない」という先入観を持たれることは決してお得なことではありません。
明るいカラーのリップで気持ちも変化して、ワクワクすることが貴子さんに起きた。素敵ですね。
文・写真/村上れ以子