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MAKEUP】【COLUMN

2018.11.06

かわいさ全開。罪な口紅ここにありの巻。

思いがけず台湾に住むことになった元雑誌編集者妻とデザイナー夫とその家族(娘2人、猫3匹)が、台湾のビューティ事情と日々の暮らしにとりいれたメイドイン台湾コスメをご紹介する当連載(ちなみにタイトルにある美妝はメイクアップコスメ、美容はスキンケアコスメの意)。

ハイタッチしたくなるコスメに出合ってしまった。

嗚呼!これ最高!と心底思うコスメに出合えたときって、ハイタッチしたい気分になる。このリップスティックとの出会いは、9月に開催されたTAIWAN BEAUTY INTERNATIONAL SHOW 2018の会場だった。OEM(製造会社が他社ブランドの製品を製造すること)で定評のある会社のオリジナルライン「PureArt」の商品である。

最初にブランドについてご紹介したい。PureArtはスキンケアとメイクアップのブランドで、自然と美しさのバランスを大事にしている。一部の成分は台湾の自然界に存在する成分、例えばこのリップなら台南産の胡蝶蘭から採れる油分を配合し、防腐剤やアルコールフリーなども徹底した。動物実験を行わないアニマルフレンドリーなコンセプトだ。

手のひらに収まる…それはまるで小動物のような口紅。

Color Boundless Mini Rouge(不色限迷你唇膏) 1本150台湾ドル、3本セット450台湾ドル、15本セット2,250台湾ドル/PureArt
Color Boundless Mini Rouge(不色限迷你唇膏) 1本150台湾ドル、3本セット450台湾ドル、15本セット2,250台湾ドル/PureArt

さて私がハイタッチしたくなるほど気に入っているのが、この「Color Boundless Mini Rouge」。直径1,5cm、高さ4,5cm。その小ささたるや手のひらにすっぽり収まり、子どもに「どっちの手はいってるか?」ができちゃうくらい。目にする度にかわいいなぁと思う、まるで小動物のような存在感の口紅だ。

 

かわいさについてこんなエピソードだってある。先日長女8歳の同級生が我が家に遊びに来たときのこと。私のデスクに並んでいた5本のColor Boundless Mini Rougeを見た彼女が、「この色とこの色の口紅を私に売って。お金ならあるわ」と私に相談に来たのだ(8歳だって立派な女子!)。3年生が思わず欲しくなっちゃうくらいかわいいし、色もきれい。ホームページを見ていただくとわかるのだが、パッケージもめちゃんこマブい。

既存品のミニ版では非らず。本気でつくったミニリップ

PureArtではリップスティック自体ほかに3種類展開しているのだが、Color Boundless Mini Rougeはそれらをミニサイズにしたものではない。成分にも発色にもつけ心地にも質感にもこだわったミニサイズの口紅を、技術とセンスを尽くして開発したのだという。しかも30色も! その心意気に惚れるではないか。

MADE IN TAIWANのアジアブランドだけあって、アジア人の肌色になじむ絶妙な色展開。色番号101番から115番がグロッシータイプで201番から215番がマットタイプだ。この色番の付け方からして、もしかしてこれから色数を増やしていく展望もあるのではないか?なんて勝手に期待してしまう。
ちなみに私が愛用しているのは、101、110、111、202、204番。遊びの時は101のオレンジか202のピンクで色を利かせ(でもつけると見た目ほど浮かない)、仕事の席や学校行事には110、111のピンクベージュ系できちんとし、モードな服や秋冬にはブラウン系の204と、この5本を日常シーンで使い分けている。中でも111番は肌色を選ばない大人なピンクベージュで秀逸だと思う。

小さいは楽しい。小さいは優しい。

何といっても小さいのだから、どんなバッグにだって入る。いや、むしろポケットに忍ばせて手ぶらでだってOKだ。そのときの気分やトレンドに合わせて色や質感を選び、使い終えることができるのも小さいからこそ。お財布にも優しい。軽くて高級感のあるゴールドのケースの美しいこと。それでいて、つけにくくはならない絶妙なサイズ感はキープいている。

 

先の娘の同級生。口紅2本に「1,000台湾ドル払ってもいいから譲って欲しい」と言っていた(ちなみに1,000台湾ドルは日本円で3,600円くらい)。彼女のこの口紅にかける想いもすごいが、何と1,000台湾ドルあれば、6本買えちゃう価格設定ってことに驚く。
そうそう、私がこの口紅を塗っていると娘たちがびっくりするほど喜ぶのだ。「まま、くちべ(口紅)ぬったの? きれ〜〜〜!!!」と。それが聞きたくて、今日もこの口紅だけは欠かさない私である。

(文責・MAO IKEDA)

このリップ、箱買いするのもわるくない!

朝起きて洗面台にいくと、リップで書かれた女性からのメッセージ。

「夕べはたのしかった。さようなら、バーイ。」

鏡に書かれたメッセージを読み、男は「なんてこった!」的なリアクション。

 

男性にとってリップをつけた女性とはおしゃれで知的。ちょっと手こずるけど追いかけたくなるような、突然高嶺の花になってしまうような、そんな印象をもつ代名詞アイテム。しかもそのリップが体と環境にやさしくて、色が日本人にフィットして、香りもさわやか。さらにコンパクトでかわいいのであれば…もう、言うことありません。さぁ男性諸君、これを台湾土産にするのです。女性に喜ばれることまちがいないでしょう。値段も超お手頃。可愛いサイズのアイテムなので3〜5色買ってもまったく荷物にならないのがうれしいところでもあります。

リップを渡した女性に「これすごくいい! なんでもっと買って来なかったのよ!」なんてことを言われた時は、「なんてこった!」的なリアクションをするのがよいかもしれません。

(文責・OMIJIKA Mame)

Check!

PureArtウェブサイト http://www.cst-pureart.com
E-MAIL: https://www.pinkoi.com/store/pureart

TEL: +886-05-2687555

 

お買い物:
PureArtオンラインショップ: http://www.shop-pureart.com

Pinkoi: https://www.pinkoi.com/store/pureart

文・写真/MAO IKEDA & omijika mame