こんにちは、美容ジャーナリストの山崎多賀子です。自分が乳がんになって感じたこと、気づいたことで、みなさんのお役に少しでも立てれば…そんな思いでスタートした連載です。どうぞ!
ウコンは二日酔い防止だけではない!?
年末年始は、お酒を飲む機会が増えますね。私は晩酌(ときには昼飲みも)が趣味と公言しているほど好きで、季節に関係なく、一人でも二人でも、大人数でも美味しくお酒を飲んでいて、休肝日が少ないのは常に反省しています。せめてもと、肝臓メンテナンスのためにも『ウコン』はお友達。以前は沖縄の友人ら特別なウコンを取り寄せていたこともありました。
だから、飲酒➡肝臓➡ウコン、と私の中で形態づけられていたのです。
食べたものは、肝臓を通過することで栄養になり解毒される。
ただ、肝臓君はお酒の分解のためだけに働いてくれているわけでは、もちろんありません。
肝臓の働きをざっくり大きく分けると‥‥‥
①代謝する。例えば食べたものの栄養素を、からだに吸収できるよう変化させて、必要な場所に送り出す。
②解毒。身体にとって悪い異物を無毒化する。お酒の分解はこの中に入ります。また、合成物である薬やサプリメントは分解するために、肝臓で大量のエネルギーが使われ疲弊するというのは周知の事実。
「からだは食べたものでできている」、と言うけれど、食べたり飲んだりしたものを一度通過させ、代謝したり無毒化する。その肝臓の働きが悪くなると……。当然、健康を害し、美容にもおおきく関わってくるわけです。食事は化学物質が入っていない食べ物のほうが肝臓に優しいので、薬やサプリメントに依存する生活は避けなければと思っています。
美と健康に「腸活」よりも「肝活」? どちらも大切だけど日本は肝活の視点が遅れている。
先日、ウコンのサプリメントの発表会に出席して、肝臓について、なるほど! と、とても興味深く、私の腑に落ちたお話を聞きました。
日本では美と健康に、腸内フローラに注目された「腸活」に注目が集まっていますが、欧米では腸より肝臓、「肝活」が主流なんだそうです。肝臓と美と健康についての研究も進んでいて、腸の2倍のレバー(肝臓)サプリメントが売られているのだとか。もちろん免疫にも大きく関わる腸の健康がとても大事なのは変わりありません。ちなみに肝臓は、東洋医学では皮膚・月経・感情を制御する大切な臓器とされているそうです。
そんな大切な臓器だから、肝臓の働きがよくなると、美肌のみならず、疲労回復・ダイエット・育髪・デオドラントのサポートになるのだとか。確かにそれはありそう。
ところが、現代女性はストレスや栄養の偏りやサプリメント過剰摂取で、肝臓が弱っている人が多いのだとか。私はとても酷使しているので弱っているはず。ごめんね肝臓君。
肝臓に負担がすくない「ホールフード」発想のサプリ
サプリメントは肝臓に負担といっているのに、「サプリメントで肝活?」と思いますよね。サプリメントは、特定の成分を抽出して合成しているものが多いのですが、今回紹介する飲む下地ウコン錠(75錠×2包/30回分)¥4,800・税別(フードプライマー)というウコンのサプリメントは、豊富な栄養素を含む旬の血色ウコンをまるごと粉砕&タブレット化したもので、天然の栄養バランスを保つ、「ホールフード」発想がうり。ちなみに発売は2020年1月6日、少しお待ちください。私は発表会で紹介され先駆けて飲んでいますが、朝の目覚めがすっきりし、肌がむくまない、くすまないというのが目下の感想。
なぜ飲む下地なのかというと、化粧下地屋さんが作ったウコン錠で、肝臓から美肌をつくりたいということだから。サプリメントは食生活で不足するものを補うという点で否定しないし、実際に活用していますが、依存はいけない。
肝臓の負担も考えて何をどう飲むのかを、よく考えることが大切だと、改めて考えさせられました。そして私の肝臓君に長くご機嫌に働いてもらうために、「お酒は量を今より控えめに、休肝日を設けよう!」ということで、私も「肝活」始めることにしました!
文・製品撮影/山崎多賀子