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Inner Care】【COLUMN

2020.05.01

【番外編かつリアルタイム編】台湾在住の私がコロナで芽生えた初めての感情、の巻。

4月末の台湾でのコロナウィルス状況は?

台湾に住む元雑誌エディター、今は日台で会社を営む池田真央と申します。&Cosme.では通常、台湾コスメをご紹介しています。今回は編集長より今の台湾に住む我々の声を文章にとご提案いただき、いつもと違う雰囲気でお届けいたします。

 

2020年4月28日現在、台湾国内での感染者数は429人、うち隔離解除された方は307人、亡くなられた方が6人となりました。実は429人の中の343名が海外で罹患、55名が国内で、31名はわりと最近明らかになった海軍の軍艦で起こったクラスターによるものです。

 

16日間連続で市内感染ゼロ。Taiwan Can Helpのスローガンとともに、政府から他国へマスクで援助がスタートしました。さらに我々市民もマスクの予約購入アプリで購入ボタンだけでなく、海外への寄贈ボタンを選択できるようになりました。6月末には国内でのウィルスが収束する可能性があるとの見解も発表。おそらくコロナ鬱、コロナ離婚はほぼないだろう、というのが台湾の友人たちの共通した意見です。

昼食どきは街に人が溢れる。
昼食どきは街に人が溢れる。

羨ましくなるほど! 台湾政府のリーダーシップと信頼感。

では台湾で暮らす私たちの日常はというと、

・マスクをしていること

・手洗いうがいをすること

・検温すること(一部のレストランや商業施設でも)

・消毒をすること

・人と距離を取ること

これら以外は、いつも通りの日常です。2月に2週間の休暇があって以降は、子どもたちの学校・幼稚園も通常スタートしています。

コンビニやスーパーで予約したマスクを受け取れるようになり、薬局の前から行列が消えた。張り紙には「薬局でのマスク販売制度は終了しました」と書かれている。
コンビニやスーパーで予約したマスクを受け取れるようになり、薬局の前から行列が消えた。張り紙には「薬局でのマスク販売制度は終了しました」と書かれている。

このありがたい日常は、2003年にSARSが台湾で大流行した際の経験と悔しさがあってこそなのだそうです。当時も今もWHOに加盟されていない台湾。だからこそ今回は自国の力で乗り切ろうと1月20日には対策本部を設置し、防疫対策を指揮してくれました。さらに万が一感染してしまった方への金銭的なサポート、周りが差別中傷などを決して行わないような空気を作ることも忘れませんでした。誰一人見捨てない政府の姿勢! 「政府を信頼する」「政治家を信じる」「国のリーダーについて行く」という感情。私、生まれて初めて抱きました。

ただし飲食店や映画館など、一部では大打撃を受けているところもあります。居酒屋を経営する友人のお店はお客さんが一人も来ない日もあったと言います。台湾政府がどういう対策を立てていくのか見守り、個人的にもできるアクションをと思います。

世界的機関にもひるまず突っ込む台湾パワー

世界的機関にもひるまず突っ込む台湾パワー

((本文))

ちなみに以下は私が4月11日、個人FBに投稿したもの。

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「台湾から人種差別的な人身攻撃を受けている」と発言したWHO(世界保健機関)のテドロス事務局長に対し、「われわれは長期にわたって国際組織から排除されており、差別や孤立の感覚は誰よりも理解している」と強く訴えた台湾総統・蔡英文氏。さらに「この機会を借りて、テドロス氏を台湾に招待したい」とお見事な切り返し。

 

直後から、#ThisAttackComesFromTaiwan というハッシュタグがSNSで大盛り上がり。テドロス事務局長に台湾グルメの飯テロを仕掛け、台湾へ招待しているというわけ。

こういう明るさ、ユーモア、機転。すごいのだ。

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勇気があって、面白くて、賢くて、愛がある。このアクションには、今の台湾らしさがすべて詰まっているような気がします。

 

写真・文/池田真央

梅の酵素ジュースで毎日を爽やかに。

2月くらいまでぴりぴりしていた自粛ムード。4月になると少しは落ち着いてきました。とはいえ、いたるところにアルコール消毒がおかれてあり、お店には体温計やサーモグラフィーが設置。公共交通機関を利用する場合はマスクの着用が義務付けられていて、台湾政府がしっかり国民をサポートしてくれている印象です。

そして、私たちもこれまで同様3密を避け、手洗い、うがい、衣類の洗濯を徹底して気をつけています。

台湾でも人気の梅。最近梅仕事をする人が増えてきたそう。
台湾でも人気の梅。最近梅仕事をする人が増えてきたそう。

台湾は3月になると梅が出始めます。梅には抗菌作用があるのでコロナ対策にもなるのではないかと思い、子どもたちと梅の酵素ジュースを作ることにしました。台湾で作る酵素ジュースは反応が早い早い! おそらく気温が暖かいからだと思うのですが、日本で作っていた時の2倍くらいのスピードで完成しました。

 

梅の酵素ジュースの作り方はとっても簡単。梅を三等分に切り、梅の重さ×1.1倍のお砂糖を入れるだけポイントは梅とお砂糖は交互に入れる、そう、ミルクレープのようなイメージで。そして、毎日一回素手でかき混ぜる。他人の菌が入るとカビてしまうので、他人には触らせない。およそ1〜2週間で完成。

毎朝コップ一杯ゴクリと飲む酵素ジュースは梅のよい香りがし、さわやかな酸っぱさが眠気を吹き飛ばしてくれます。夏になったらかき氷のシロップとしてもオススメなのです。

 

撮影・文/Omijika Mame