「森のバター」と言われるアボカドは美肌の最強食材。ローフードを始めてからアボカドのレシピが増えました。
健康もスキンケアも、トラブルが起きてから対処するのではなく、トラブルを起こさないための「予防策」が大切だ、とローフードの勉強を始めてから改めて実感しています。
例えば生活習慣病を招かないために日々の運動や食事、ストレスマネージメント対策をたてたり、シミやシワを極力つくらないために保湿ケアをして、紫外線予防の日焼け止めや日傘を常用したり。
今月ご紹介するのは、ローフーディストにとって、とてもなじみの深い食材、アボカドのレシピです。
アボカドは「森のバター」と呼ばれるほど脂肪分の多い「果実」の仲間。果肉に豊富な脂肪分が含まれていますが、この脂肪分はコレステロールを増加させる心配がないと言われる不飽和脂肪酸です。また、たっぷりのビタミンE、B2、B3、食物繊維も含まれ、健康と美肌のためにぜひ食べてほしい果物です。
このアボカドを季節の果物・柿と一緒に白ごまとホワイトバルサミコの甘酸っぱいソースでいただくボリュームたっぷりの一皿。熟して甘い柿はビタミンC、βカロテンを始めとした健康と肌によい栄養素、ごまにも不飽和脂肪酸、ビタミンE、良質のたんぱく質など、血液をサラサラにして肌を美しく保つ成分が豊富です。
大人の乾燥対策にはコスメと食でのダブルケアが必須。
そろそろ肌の乾燥が本格的に気になる季節。私は秋から冬にかけて、ローフードとしてアボカドやごまをはじめとした質の良い油をたくさん摂って、肌の潤いを保ち、血行をよくするようにしています。
食生活に加えて保湿ケアも怠らないようにダブルケア。ローフードと合わせて使っているのがスム37 シークレットエッセンス(スム37)。素肌美人の多い韓国のコスメは、穏やかな使い心地なのに効果が高く、ずっと使い続けたい美容液です。
私は洗顔後にブースターとして使っていますが、後に入れ込む化粧水の浸透を助け、長時間潤いが続くのを実感できます。発酵させた植物エキスがくすみを飛ばし、明るい素肌に。秋から冬は、とくにブースティングの必要性を感じます。
乾燥肌の味方は、アボカドとブースター美容液。今年も寒さと乾燥に負けず、健やかな肌で過ごしていきましょう!
レシピ:アボカドと柿の胡麻&ライムソース和え。
<材料>
アボカド……2個
柿……1/2個分
[A]
ライムのしぼり汁……1/2個分
白ごまペースト……100㏄
ホワイトバルサミコ……大さじ2
アガベシロップ……小さじ2
ホールの黒胡椒・チャービル・エキストラバージンオリーブオイル……適宜
<作り方>
- アボカドは一口大に乱切り、柿は1cm角に切る。
②[A] をよく混ぜ合わせる。
③器に①を盛り、②のソースをかける。
- 仕上げにホールの黒胡椒を瓶の底などで砕いたもの、チャービルをあしらい、
エキストラバージンオリーブオイルをたらす。
撮影/吉原朱美 池田敦(PileDriver) 文/三尋木志保