一般的なフルフェイスのシートマスクって、目の位置を合わせると口の位置がずれて、口の位置を合わせると今度は目の位置が……といった感じでシートの形と顔のパーツの位置が一致せず、どこかに余分(または不足)が生まれてしまいませんか? ぴったりとフィットしていない分、十分に成分が届いていないのではと若干のストレスを感じていたのですが、上下に分かれているシートマスクに出会ってからはそうした悩みも少なくなりました。
中でも、SK-IIの「スキン シグネチャー 3D リディファイニング マスク」は、上下に分かれているという構造を最大限に生かしている、秀逸なシートマスクです。目・鼻・口それぞれのパーツの位置が合わせやすいのはもちろん、配合されている成分が上下で違うため目もとにはハリ感を与え、口もと・頬はたるみやほうれい線をケアするといった、悩み別のアプローチが期待できます。よくよく考えたら、パーツごとの悩みが違うなんてことは当然あるので、この仕様はすごく理にかなっているのではないでしょうか!?
口もとの穴が小さい!? 心配無用、ストレッチ素材のシートです。
化粧水のあと、まずは上用のマスクを目の位置に合わせながら横方向に優しく引っ張って顔にフィットさせます。じつはこの「引っ張る」という手順がとても重要。引っ張ると伸びるストレッチ素材でできているため、顔に合わせてピンッと張り詰めることによって肌全体をまんべんなくぴったりと覆うことができます。1度伸ばすと元には戻らないので、伸ばし過ぎには要注意。
次に下用マスクの鼻と口の位置を合わせ、あご先から耳の横までのフェイスラインをゆっくりと引き上げるようにフィットさせます。シートの両端を持ち、あご先に引っ掛けるようなイメージで引っ張ると、余分なくきれいに密着しました。下用マスクの口部分にあたる穴が一般的なマスクに比べて小さめにできているので、初見は「私の唇は収まるのだろうか……?」と不安になってしまいましたが、前述したように引っ張ると伸びるストレッチ素材だったので問題なし。むしろ、唇ギリギリまでシートが密着するので、乾燥やシワが気になる口もとをしっかりケアすることができました。意外と口まわりの穴が大き過ぎるマスクは多いので、この仕様はとっても嬉しい!
ハリ・ツヤがある若々しい肌を実感!
マスクをつけている約15分間、このストレッチがきいたシートのおかげで、しっかり“密着感”と“持ち上げられている”感覚があります。たった15分かもしれませんが、その効果は絶大! 私は、口角まわりのたるみが軽減されているのを実感できました。頰、ほうれい線、口角まわりは「見た目年齢を左右するたるみポイント」なんていわれているので、これだけでも少し若返ったような気分になります。
しかも、夜のケアで使うと翌朝の肌が最高なんです。ベタつきはなくサラッとしていながら、内側からうるおっているようなみずみずしい肌感。それは洗顔後も持続して、抜群の化粧ノリのよさであらためて感動するほどです。それから2〜3日はその感覚が続き、うるおってツヤ感があり、毛穴も目立ちにくいような気がしました。
私の場合、疑わしいほどの効果が得られてしまいましたが、決して大げさには褒めていません。さすが、世間にその名を轟かせるSK-II。ぜひこれを読んでくださっている皆さんにも、この感動を味わっていただきたいです。
優れたストレッチ素材と独自の美容成分で、引き締まった印象のメリハリ肌へ!
SK-IIを代表する成分であるピテラTMのほか、エイジングケアシリーズ「スキン シグネチャー」に共通して含まれている“ハリケア成分”を配合。うるおいを与え、ハリとツヤのあるみずみずしい肌に導きます。
スキン シグネチャー 3D リディファイニング マスク 6枚/SK-II(エスケーツー)
文・写真/仲村智美