唇のケアとメイクが同時に叶うことから、近年人気を集めているリップオイル。さまざまなブランドから発売されていますが、とくに人気を誇るのがクラランスの「コンフォートリップオイル」です。多くのベスコスを受賞し、SNSを始めさまざまなメディアで話題になりました。その人気の秘密に迫るべく、リップラヴァーなライターが実際に試してみました!
パケ買い必至のキュートさに心を奪われる!
まずは、なんといっても見た目が可愛い! 外国のお菓子のようなポップなカラーで写真映えするのはもちろん、使うたびに乙女心をくすぐってくれます。パケ買いすることもあるほど、コスメは中身同様に見た目も大事にしている私としては、早くも心を鷲掴みにされました。
甘い香りと、とろけるような質感にうっとり
今回使用するカラーは、04のキャンディ。とろりとしたリップを唇にのせると、まさにキャンディのような甘〜い香りが広がります。塗り心地はベタつかず、唇にピタッとフィットする感じ。オイルなのでベタつきを覚悟していましたが、さすがは「オイルといえば!」なクラランス。ホホバ種子オイルやヘーゼルナッツ種子オイルなど、植物由来のトリートメント成分配合で、とろけるような質感とリップケアを同時に叶えてくれます。
マイピンクに染まるから肌色を選ばないのが嬉しい!
仕上がりは光沢感が出て、むっちりと弾力のある色っぽい唇に。ギラギラとテカるようなツヤではなく、唇を包み込むように輝くリッチなツヤ感は、リップオイルならではです。縦ジワも薄くなり、年齢とともにしぼんできている唇が若々しさを取り戻したように感じます。唇にハリがあると見た目年齢も若返りますね。
カラーは、見た目通りのキャンディピンク色。肌がイエベ(=イエローベース)なので、青みがかったピンク色は似合わないと思っていたのですが、透明感があって自然な色みなので顔色が悪くなったり、老け見えしたりすることなく自然になじんでくれました。さらにもうひとつ、イエベな私でも青みピンクが似合った理由が、ティントタイプのリップだということ。インテリジェントピグメント配合で、唇の水分量に合わせて“自分だけのピンク”に変化するので、より自然に肌になじんでくれるようです。
元の唇の赤みが強いせいか、塗った直後はリップの見た目よりも赤みを帯びた発色になりました。しかし10分ほど経過すると唇にカラーがどんどんなじんでいき、ほんのり青みのあるピンク色に変化! 可愛い色味に加え、肌も白く見えてGOOD!
落ちない&つかないからマスク生活にも取り入れやすい
マスクが日常化した今、マスクにリップがつかないようマットタイプを薄くつけることが多かったのですが、「コンフォートリップオイル」と出会ったことでリップメイクの幅が広がりました。リップを塗ったあと少し時間を置いて軽くティッシュオフしたら、きちんと色とツヤが残るのにマスクにつきにくい! 食事をしても落ちにくいので、食事中にリップを塗り直しに席を立つ……なんて手間が省けて嬉しい限りです。
「コンフォートリップオイル」は持ってるだけで可愛い、ちゅるんとした美リップがつくれる、リップケアできると一石三鳥! 長引くマスク生活で口もとが隠れて手薄になりがちなリップメイクですが、美は細部に宿る! というわけで、見えにくいところもしっかり気をつけてキレイに差をつけちゃいましょう!
コンフォート リップオイル 7ml/クラランス(CLARINS)
※使用色:04キャンディ
文・写真/大西マリコ