ブランド不動のシグネチャー！ 言わずと知れたクレーム ドゥ・ラ・メール の魅力とは

40代も折り返し、最近の大きな悩みといえば肌が常に不調なこと。いつ鏡を見ても肌が乾燥していたり、毛穴が目立っていたりするのは気のせいじゃないはず……。目もと口もとにスペシャルケアアイテムを使ってみても肌の調子は低め安定。これって何かが悪いということではなく、肌そのものが疲れてしまっているのかも？ そういうことならと、肌を本来の姿に戻すため、思い切ってスキンケアを一度リセットしてみることにしました。シンプルケアを心がけ、使うアイテムは化粧水、美容液、クリームに絞ることに。その代わり使うものは本当に信頼できるものだけと決め、選んだのがこの「クレーム ドゥ・ラ・メール」でした。

遡ること十数年前、知り合いの銀座のママに“フランスに行くなら買ってきて！”と頼まれたのがこのクリーム。なんでも、一度使うと浮気できない、肌を若々しく保つ“魔法のクリーム”なんだとか。確かママはその頃50代でしたが、お肌はどう見ても30代のツヤとハリを保っていました。まさに魔法！ さらに、NASAの宇宙物理学者が実験中に起こした重度のやけどをケアするため、12年もの月日をかけて開発されたクリームだというのも有名な話。どれほど効き目があるんだろうと興味津々だったのですが、当時20代だった私はそのお値段にびっくり。自分ではとても手を出せなかった思い出の憧れアイテムでもあります。

当時は憧れに終わっていたけれど、私も今なら手にしていいはず。これからのマスクなし時代を自信を持って迎えるためにも、ここは投資するべきでしょう！ 長年の期待を胸に使ってみました。

塗り心地はごく低刺激。乾燥がひどく化粧水がしみるようなときも、このクリームは刺激を与えずに優しく肌を包み込んでくれます。塗った後は肌が落ち着き、しっとり感が続いて、まるでクリームにしっかりと守られているような感覚に。保湿力に加え、肌を鎮静し整えてくれる力もあるということが使ってすぐに実感できました。“しっとりうるおって、肌そのものが強くなった感覚”これは、今まで味わったことのない心地よさ。この極上の使い心地を堪能するには、小指の先くらいの量を手のひらに伸ばして顔全体に塗り、そっとハンドプレスするのがおすすめ。やわらかなフローラルの香りも、贅沢で満たされた気持ちにしてくれます。

2週間ほど使ってみて最初に実感したのは、肌の調子が安定したこと。日によって乾燥がひどかったり、かと思えばTゾーンが急にオイリーに感じる日もあったりと日々肌悩みが更新される毎日だったのが、安定した状態に。化粧水や下地でピリつきを感じることも、妙に毛穴が開いてほてったように感じることもほとんどなくなりました。このクリームの保護力と再生力で、肌の力が底上げされているのを感じます。さらに、ひどい乾燥もかなり改善。普通のクリームだと塗った直後のしっとり感は、時間が経つと消えてしまうもの。ところがこのクリームは、塗った翌朝までしっとり感が持続します。起きて鏡を見ると、以前より生き生きとした印象になった気が。頬に触れると、吸いつくような手触りにうれしくなってしまいました。