《HOW TO》マスクによる化粧くずれ、色移りを防ぐ＆目もとで魅せるメイク

化粧くずれやマスクへの色移りが軽減！きれいな仕上がりが長く続く！マスクの着用が習慣になってから試行錯誤の上たどりついた、私史上最強のマスク対策メイクをご紹介します

◎ポイント

ファンデーションは、テクスチャーが硬め（密着度が高い）で、カバー力があるものを。
化粧くずれを防ぐフィックススプレーはマスト。
フェイスパウダーでサラサラ肌に仕上げる。
目もとにアクセントをつける。

まず、化粧下地はお好みでOK。今回使用するファンデーション「ダブルウェアステイインプレイスメークアップ」（エスティローダー）は肌への密着度が高いので、毛穴が気になる方は、ファンデーションが毛穴に落ちてしまわないようしっかり埋めてくれるような下地がおすすめです。下地選びはこちらの記事もぜひ参考に。>>>どう選ぶ？多機能に進化する化粧くずれ防止下地

2. 下地を塗ったら、ファンデーションを少量ずつ、指の腹でタップするように肌にのせていきます。少し硬めのテクスチャーなので、小ジワに入り込んでしまわないよう、気になる目のまわりや口もとはできるだけ薄く塗ることを意識します。あまり多くのアイテムを重ねるとヨレやすくなってしまうので、クマやシミなど隠したい部分にはそのままファンデーションをつけ足します。

3. ここで、本来は仕上げに使う「フィックスメイクアップ」（クラランス）を顔全体に。かかっていない部分がないよう思い切りよく数回（私は8回ほど）スプレーします。ミストが細かく、すぐに肌になじむので、多少かけ過ぎたと感じても大丈夫です。チークを入れる場合は、スプレー前に。

4. ミストが完全に肌になじんだら、「フェイスパウダー」（コスメデコルテ）をブラシに取り、手の甲で余分な粉を払ってから、顔にのせていきます。マスクが当たる頰の高い部分、鼻筋、あご、フェイスラインは入念に。時々指でなぞりながら、サラッとするまで何度か繰り返してください。ファンデーション同様、小ジワが気になる部分は重ね過ぎないように要注意。最後にパフまたはスポンジで小鼻やフェイスラインをポンポンとおさえると、より密着度が高まります。これでベースメイクは完成！

5. マスクで顔の半分以上が隠れてしまってもキリッとした顔立ちに見せられるよう、目もとは“漆黒”でまとめます。落ちにくさを追求して、マスカラは「ラッシュクイーンコブラブラック WP」（ヘレナルビンスタイン）、アイライナーは「スティロユーウォータープルーフ」（シャネル）で、どちらもウォータープルーフ。ペンシルタイプのアイライナーは、リキッドよりもふんわりと仕上がるため、黒でもキツ過ぎず優しい印象を与えます。まぶたの粘膜ギリギリ、まつ毛とまつ毛の間を埋めるように色を引いていくと、失敗知らずのキレイなラインが描けます。

ちなみに、「アイブロウは？」と思われた方。私は眉毛がしっかりしているため、何かを施すことがほとんどありません。ご参考にならず……無念です。