9月から10月にかけて開花時期を迎えるキンモクセイ。オレンジ色の可憐な花が秋の訪れを感じさせてくれますよね。何よりそのふんわりと甘く奥ゆかしい香りにはファンが多く、毎年この時期になるとキンモクセイの香りを使ったアイテムが多数登場します。じつは、キンモクセイの芳香には気持ちを落ち着かせてくれる効果もあるそうで、人気が高いのも納得ですね。すでにシーズンは過ぎてしまいましたが、まだまだこの香りを楽しみたいという人のために、今回は気軽に取り入れられるボディクリームやハンドクリーム、香水などのアイテムを集めてみました。寒さが増す冬こそ、キンモクセイの香りに包まれて、ゆったりと心身をほぐしてみるのもいいかもしれませんね。
うっとりするような優美な香りに包まれて、至福のハンドケアタイム
中国・桂林渓谷にある楽園の真ん中に咲く、貴重なモクセイの花の香りを閉じ込めたハンドクリーム。幸福のエッセンスでもあるオスマンティウスはアプリコットにも似たフレッシュな香りで、使うだけでうっとりするような幸福感に包みこまれる。さらに植物オイルやシアバターなどの贅沢な成分も配合。肌にうるおいを与えつつ、ベタつきやテカリが気にならないような使用感が魅力。“アジアンビューティ”な香りに包まれながら、至福のケアタイムを。
フルール ド オスマンサス ハンドクリーム(オスマンティウス) 30ml/ロジェガレ(Roger & Gallet)
100%植物由来のフレグランスソープ。フレッシュな香りで気分爽快!
100%植物ベースの成分で構成されたフレグランスソープは、キメ細かくなめらかな泡立ち。“本当の幸せ”と題されたキンモクセイの香りをメインに、マンダリン、オレンジ、グレープフルーツ、ネロリなどの香りをミックス。弾けるような香りで心身リフレッシュしたら、自分らしい自信がみなぎってきそう。
フルール ド オスマンサス ソープ(オスマンティウス) 100g×3個/ロジェガレ(Roger & Gallet)
キンモクセイやバラを基調とした、花々の高貴な香り
まろやかに香るキンモクセイと軽やかでフルーティーなローズを基調にしたフレグランス。モチーフとなったのは、モナコのグレース公妃のためにデザインされた「フローラ」プリント。名前の通り、香り高い花々をブレンド。ツヤめいた若々しさを演出するピオニーとシトラスをはじめ、パチョリやサンダルウッドがメインの香りを引き立たせる。ひと吹きすれば、一気に洗練された印象に。気品のある六角形のボトルデザインは、持っているだけで気分を高めてくれそう。
フローラ バイ グッチ オードパルファム 75ml/グッチ(GUCCI)
ワイルドさと甘さが共存。独創性のあるモダンなフレグランス
世界中から集めた最高の天然原料を使用。伝統的な香りを大切にしつつも、現代人が使いやすいモダンなフレグランスを創作するディーエス&ダーガが生んだ一品。奥から優しく香るキンモクセイは、秘境や未開の地をさまよう勇敢な猟師たちの持つ儚さをイメージ。ワイルドさのあるロハスな香りの中にも甘さが感じられ、デイリー使いにも向いている1本。ほかにない独創的な香りを求める人に。
フリートラッパー オードパルファン 50ml/ディーエス & ダーガ(D.S. & DURGA)
文/大瀧 亜友美 編集/&cosme編集部