体温調節や健康のためにも、汗をかくのは必要なこと。しかし、かきすぎるのは日常生活やおしゃれなどで困ることが多々あります。実際に私は冬でも食事をするだけで汗ばむほどの汗かきで、外出時はハンドタオル必須、グレーの洋服は汗染みが目立つので着ないなど、汗対策には人一倍気を遣ってきました。
そんな汗の悩みから私を解放してくれたのが、医療先進国のデンマークで開発された制汗剤「パースピレックス」です。有効成分が汗を出す「アポクリン汗腺」にフタをして、発汗をストップ。ニオイを香りでごまかしたり、出た汗をサラサラにしてくれたりといったその場しのぎではなく、ニオイの元となる汗そのものを止めてくれるアイテムです!
私がどれほど愛用しているか、詳しい魅力についてはこちらもぜひご覧いただきたいのですが、他にも、パースピレックス並のデオドラント効果を誇る商品があるとの噂をキャッチ。効果はいかほどのものなのか? パースピレックスと使い比べてレポートします。
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フランスでロングセラーを誇る「エティアキシル」
エティアキシルはロールオンタイプの制汗剤。主成分は塩化アルミニウムで、見た目も成分もパースピレックスに非常に似ています。使い方や期待できる効果も同様で、 脇や足の裏など汗が気になる部分に直接塗ると汗腺にフタができて、汗を物理的に抑制。その効果は手を洗ったりお風呂に入ったりしても落ちることなく、3〜5日間持続します。
パースピレックス、エティアキシル共に肌タイプや用途に合わせていくつかの種類がありますが、今回はどちらも敏感肌用を使用。比較結果をお伝えします。
パースピレックス・エティアキシル比較結果はいかに?
つけ心地
両方とも、透明な液体で少しツンとした匂いがありますが気になるほどではありません。どちらも乾きにくく、手につくとベタつきがあるので塗ったらドライヤーなどで乾かすのがおすすめです。パースピレックスはたまにかゆみが出ることがあったのですが、このひと手間を行うことで解消されました。エティアキシルも同じ方法で塗っており、かゆみは出ていません。
ドライヤーを使う点や、清潔な肌に塗ったほうがよい点から、お風呂上がりに塗るのがベストタイミングです。ちなみに、夜は汗を出す汗腺の活動が低下して両アイテムによる汗腺への「フタ」がつくりやすくなるそうなので、夜にお風呂に入る方はぜひそのタイミングで使ってみてください。
効果
どちらも同じように短くても3〜5日間、汗の心配ゼロで過ごせます! 個人的には、継続していくうちにもちがよくなり、7〜10日は快適に過ごせます。何度も塗り直しをしなくてもいいので持ち歩かなくてよいところも助かっています。個人差があるとは思うのですが、私はパースピレックスのほうが汗を気にしないでいられる期間が若干長いと感じました。
コスパ
値段はショップによってバラつきがあるので比較が難しいですが、容量はパースピレックスが20ml、エティアキシルが15mlでパースピレックスのほうが少し多く入っています。塗り心地や効果に大きな差はないので、たっぷり、頻繁に使用したい方はパースピレックスのほうが少しお得だといえそうです。
パースピレックス、エティアキシルともに、脇用、手足用と用途がはっきり分かれていますが、エティアキシルの脇用を手足にも使っているという口コミを発見。実際に足の指の付け根に使ってみましたが、刺激や痒みなどもなく汗止め効果を感じることができました。ただし、1回では効果が薄かったので3日ほど連続で夜に塗ることでピタッと足汗が止まりました! 脇も手足も1本ですませたい方はエティアキシルを使うほうがお得度が高いかもしれません(※ご自身の判断でご使用ください)。
汗悩みから解放されると日常生活のストレスが減り、おしゃれも楽しくなっていいことだらけ! パースピレックス&エティアキシルは、大げさではなく私の人生を明るくしてくれました。汗に悩んでいる方はぜひ試してみてほしいです!
デトランスピラン 敏感肌用 15ml/エティアキシル(Etiaxil)
パースピレックス ロールオン<コンフォート(敏感肌)> 20ml/パースピレックス(Perspirex)
文・写真/大西マリコ