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SKINCARE】【COLUMN

2018.10.05

ぼってり、むくみ顔は「気にしすぎキャラ」のせい?

スキンケアを中心に長年取材を続けてきた筆者が、自身の実体験から学んだ『フェイスマップ』。内臓も心もすべて顔にサインが出ている⁉ さぁ一緒にあなただけの地図を歩いていきましょう。

むくんでシーツ痕がついてしまう、ぼってりした顔の印象をスッキリさせるには???

私たちの顔は年齢と共に顔全体がぼってりと重く肥大してきます。いったいなぜでしょうか? それを説明してくれるのがフェイスマップ(顔の反射区)です。

 

みなさんは足裏に内臓の反射区があることをご存じだと思いますが、実は顔にも内臓の反射区があります。顔は脳に近く神経もたくさん集まっており、実は足より顔の反射区のほうが色々な意味でパワフル。 顔の反射区はその人の心身の弱まりを示し、問題解決への道を示す地図のようなもので、“フェイスマップ”と呼ばれています。

上記の“フェイスマップ”を見てみましょう。 たとえば顔のイエローゾーンは「胃・脾の反射区」。ここでいう脾とは、脾臓・膵臓までを含みます。そして胃や脾(脾臓・膵臓)は思いや憂いの感情に大きく左右されがちなのです。

思い煩いすぎる人、考えすぎる人、気にしすぎる人は小顔になれない?

皆さんは何か深刻な悩みが生じると、無意識に「あー、胃が痛いな-」と言いませんか? 腹という言葉は、人の本心や根源的な何かが宿る、胸よりもっと深いところと位置づけられています。腹を割って話すとか腹を立てる、腹に一物ある、腹を据える、腹黒い、腹を決める、などなど。

常に仕事のことを考えていたりSNSにかじりついて他人の言動に一喜一憂したり、何かを思い煩う感情が極端に過ぎたり長く続くと、てきめんに胃・脾臓・膵臓に負担がかかり、顔の中央の「胃・脾の反射区」にサインが表れます。この思いや憂いは、日本人には特に強い感情。特に世間体を気にしてばかりだと気が休まらず、他人と自分を比べて悶々と悩む人は、胃、脾臓、膵臓の反射区・・・・・・つまり頬骨あたりにコリを溜めやすいのです。

胃と脾の反射区のコリをほぐれれば、即効で顔がスッキリ

顔のコリとは、堆積物・沈着物の意味をもつディポジットのこと。肌の真皮層で余分な水分と繊維、神経終末などの老廃物がしぼんで凝り固まったディポジットとなり、時間とともに固くなりコリになります。

小さなミクロサイズから次第に肌と表情筋にまたがって大きくなり、放置すると、顔の印象が重くボッテリ、膨張していきます。

そこで顔コリ対策をスタートさせましょう。あれこれ思い煩うタイプの人は、1日に1~2時間でも、仕事や人間関係のわずらわしさから抜け出す時間が必要です。何も考えずにテレビを見たり漫画を読んだりする時間は、実は”考えない”ことで胃や脾を休めているといえるのです。

スキンケアのついでに「胃・脾の反射区」をほぐすことも習慣にしましょう。朝晩クリームをつけた後、矢印の起点を片方の手で支え、もう片方の指先で矢印に沿ってほぐしましょう。毎朝、毎晩のスキンケアのついでにコリほぐしを習慣にしてみませんか?

顔コリをほぐすために効果的なのは、クラランスのトータルVラップ(75ml ¥7,884/クラランス)

配合されているカフェイン等の引き締め成分がぼってりした顔の印象をスッキリさせます。

文・写真/奈部川貴子(ビューティウェルネス研究家)