食に美容、文化にマナーとあらゆる方面に知識と知恵を持つ吉田さんが、コスメをちょっと違った方向から見つめます。「え、そんな使い方もありなの⁉」という目からウロコのコスメの裏技のはじまり、はじまり～。
腕と襟足の動きにもフィットする最強の「破れない日焼け止め」で、徒歩もバスの窓側席も怖くない！
５月に、ありえない「暑い日」がきた。タオルでスタンプを押すように汗を拭き取りながら（これが正しい拭き方だとか）、悔しいけれど、この暑さに気づかせてもらったことがある。それは、襟足と腕の紫外線対策の強化。顔と同じと考えて取り組まないとえらいことになる。本当は、手や足の甲までも考えなきゃだけど、今は、さぼらずに、毎日できることを、できる箇所に限定することに。老化の８割は、紫外線の影響によるもの、肌がたるむこともあるらしい…という事実も再度、頭にたたきこんで。
皆様はもうご存知かと思いますが、紫外線対策に効果が高い＝最適な服の色は「黒」です。反対に、紫外線対策に効果が低い服の色は「白」です。年間を通して白いシャツ、ブラウス、ついでにワンピースもと、白が好き＝多い私には最悪の環境ですが、好きなものは着たい！ これまでの甘すぎた紫外線対策の結果で生まれた、顔＋腕＋手のシミ‥‥‥。
今年こそ本気で取り組むわよ！ 襟足と腕に使える（当然、顔にも）日焼け止め、見つけました。それは、顔の表情に合わせて伸び縮みして破れない（私の目的は首と腕の動き）、独自の処方「ストレッチUVシールド」を採り入れた、日焼け止め。さらに、肌の真皮にまで侵入する「Deep紫外線」をカットと、無敵の日焼け止め。別名、最強UVクリア美容液とも呼ばれているアスタリフト D-UVクリア ホワイトソリューション（SPF50＋ PA＋＋＋＋ 30ｇ ￥3,900・税別／富士フィルム）に、私はこの夏、賭けてみることにしました。
顔にも使います。本来は顔用ですから。UV対策だけではなく、美肌ケアも化粧下地効果もあり。ベタつかす、さらりと軽いテクスチャー、付け心地の良さも魅力。この破れない日焼け止めには、頼もしいペアがいて（写真左）シミを元から防ぐ働きに優れた美容液。これも軽井沢滞在に持ち込み。その名はアスタリフト ホワイト エッセンス インフィルト。
裏技！ 軽井沢で歩き回るときには、襟足&腕&生え際にまで美白・美容液パウダーを。
白い服は襟元の汗や皮脂などによる汚れが特に目立ちやすく、日焼け止めも塗るから、正直、洗濯機に入れる前に汚れを取り除くひと手間がかかり、面倒くさいけれど、やっぱり好きな服を着たいから、がんばっています。軽井沢にプライベートで滞在するときはよく歩くし、バスにも乗るし、ワタクシ、アクティブ。行きつけの書店やそのお隣のスーパーに行くときは、ガラケーとお財布はポケットに。バッグは持ち歩かずに巾着のみ。オッサンみたいですが、写真のかわいい巾着ならいいでしょ。
中にはタオル、バスの時刻表、コスメを。楽しいお出かけは、日中の紫外線をふんだんにあびるリスクもあります。だから、顔は帽子か日傘で防御します。
そして今回の裏技！ 顔のお直し同様に襟足、腕も、実は頭皮というか生え際にもお直し？をしていますよ。日焼け止め、外出する前に塗ったら終わりじゃないでしょ、塗りっぱなしじゃダメでしょ。外出先で簡単にできる方法を考えたら、写真の右のコスメに。蓋の部分にミラーがついた、サンスクリーンパウダーMiMC ナチュラルホワイトニングミネラルパウダーサンスクリーン[医薬部外品](SPF50＋ PA＋＋＋＋ 6ｇ ￥6,300・税別／MiMC）です。スポンジにパウダーを含ませたら、肌にポンポン！ 春夏限定品ゆえ、まとめて買っておけばよかったと後悔もしています(秋も使えるので）。
このミネラルパウダーはきめが細かくてさらっとして気持ちがいいんです。だから、頭皮&生え際にも塗布できます。余分な皮脂も汗も吸収してくれます。美白有効成分（ビタミンC誘導体）、肌荒れを防ぐ成分、植物成分などが配合されています。いい仕事、してくれますよ。使ったときの心地よさが何ものにもかえがたいから、ワタクシさぼらずに、がんばっております。口元はオイルベースのリキッドルージュで唇に潤いを。こちらもMiMCのものを、選びました。口紅とグロスのいいとこ取りした、艶と軽やかさが魅力です。
文・写真／吉田ゆう子