10代のころ。ニキビで悩まされたことはなくて、ニキビが顔のどこにできたかで恋の行方を占うといった他愛もないこともできなかった。オイリー肌の友だちがあぶら取り紙を使う姿がなんか女の子っぽくて、うらやましかった。そして、年齢を重ねた今、皮脂について考えさせられるなんて思ってもみなかった。きっかけとなったのがcoyoriのスキンケア製品2品の 高保湿温泉化粧水（しっとり 200ml ￥5,657・税別）、同・美容液オイル（40ml ￥8,152・税別／ともにJIMOS）だ。加齢によって皮脂の量が減少するだけではなく、質も変化して、肌悩みが増えてしまうというのだ。
ふたつの国産自然素材が、皮脂の量と質を高める。
皮脂の分泌量は30代から激減し始め、50代になると20代の半分以下になるとか。しかも、加齢とともに、粘り気の強い不飽和脂肪酸の割合が増えて、皮脂膜がドロドロと固まって、肌に均一に広がらなくなるそう。その結果、乾燥やバリア機能の低下を招くばかりか、皮脂は酸化してシワやくすみを引き起こすことにつながる。そこで、coyoriはリニューアルにともない、皮脂産出を促進するマイタケエキスを従来品より200％増量した。さらに、皮脂の酸化を抑制するばかりか、エラスチンやコラーゲンを保護する効果も認められているサンショウエキスを新配合。化粧水と美容液オイルともに、バージョンアップしているのだからうれしい。
皮脂膜がきちんと形成されているようで、乾燥が気にならない！
ゴワついてしまった肌をしなやかに潤す、温泉水50％以上含む高保湿温泉化粧水。私が使ったのは、しっとりタイプだが、後肌のしなやかさに変わりないなら、夏にはさっぱりも使ってみたいな。
２層式の美容液オイルは、オイルとは思えないくらいサラリをした使い心地。２品でお手入れすると、肌のハリ感が長続きするようだ。
目尻の乾燥小ジワも目立たなくなってきている。皮脂が増えた実感はないけれど、クリームなしても肌の乾燥が気にならない。いい具合に皮脂膜が広がっているのかもしれない。そうだ、皮脂膜って天然のクリームなんだから。