フルメイクの必要はナシ。ベースメイク+αの感覚でOK!
――ずばり、Stay Homeメイクのキーワードは?
「フルメイクする必要はないと思うんです。でも、画面を通してカバーするべき場所はしっかり補正して、やりすぎていないけど、好印象をもたれるようなメイクを心がけましょう。クマ、シミ、くすみは画面越しでも疲れた印象を与えてしまうので、肌感はしっかり整えて。カバーしつつ、ツヤもちゃんとプラスして、元気で明るいキャラクター作りを」
【鉄則1】ベースの全体塗り不要! コンシーラーで気になる部分だけカバー
「モニター越しでは細かい部分までは見えないので、お肌の気になる部分だけポイントカバーしましょう。
ファンデーションを全体に塗る必要はないので、シミやクマをしっかり抑えつつ、スティック形状でピンポイントで塗りやすい『エンハンシングスティック(BISOU)』が便利。カラーはローズ/クウォーツ/クリスタルあたりを選んで、カバーしたい部分にだけ塗りタップしてなじませれば、くすみのない好印象なお肌に」
【鉄則2】肌なじみのよい自然なアイカラーで、好印象美人。
「マスカラやアイラインで強い印象を出すと、影が多くなるモニター越しでは、余計に目元が暗くなりがちに。なので、肌なじみのよいアイカラーでナチュラルに仕上げるのが◎。肌に自然に溶け込む『エンハンシングスティック(BISOU)』のチョコレートオパールで、深みのある目元に仕上げたらパウダーをON。奥行きのある印象的な目元に仕上がります」
【鉄則3】眉も完璧に仕上げる必要ナシ。足りない部分を描き足す程度で!
「画面で見ると眉もそこまで目立ってこないので、アイブロウマスカラのみか、足りない部分を足す程度でOK。すべてを完璧に仕上げる必要はないと思うんです。『アイブロウカラー(dejavu)』で眉全体の毛流れを整えて、足りない部分のみ『yUKI BRUSH004(yUKI TAKESHIMA)』で描き足して。やりすぎないナチュラル眉を目指しましょう」
【鉄則4】ハイライトは絶対必須! 2D平面画面に凹凸を作るから。
「光を集めるハイライトは、画面で見たときに生き生きとした表情にしてくれるからとっても大事。両頬の高い位置に、『ルミナイザー(rms)』を濃くなりすぎない程度にのせ、フレッシュな雰囲気を引き出しましょう。このハイライトは、肌が内側から潤っているような自然なツヤ感が作れるのでおすすめです」
【鉄則5】StayHomeリップは、色味よりツヤ仕込みがちょうどいい!
「強い色味のリップを選ぶと、StayHomeではちょっとやりすぎな印象。控えめカラーをセレクトしつつも、輝きを仕込むことで健康的なイメージを作ります。抑えめな色味で、グロスのにじみ防止にもなる『エンハンシングスティック(BISOU)』のブラウンクリスタルをベースに塗ったら、『38℃/99℉リップトリートメント(UZU)』をオン。つややかで健康的なリップが画面映えします」
【鉄則6】白髪は“老け見え”度大! 見えるフロント部分だけでもカバーして。
「StayHomeでどうしても白髪がのびてきてしまってますよね? 根元の白髪はそれだけで老見えするのでケアは必須。『リタッチマスカラ(uruotte))は、白髪の気になる部分にひと塗りすれば、あっという間にカバーできる優れもの。シャンプーで簡単に落とせる1dayカラーなので、1本持っていると安心です。ビデオ画面だと後ろまでは見えないので、フロントの見える部分だけでもカバーしましょう」
写真提供/yUKI 撮影/国府田利光 取材・文/井上幸子