COSME DE NET

FOLLOW US

  • .&cosme
  • .&cosme
  • .&cosme

MAKEUP】【COLUMN

2018.10.14

好感度を上げるなら「ふっくら笑顔」を目指すに限る。

こんにちは、美容ジャーナリストの山崎多賀子です。自分が乳がんになって感じたこと、気づいたことで、みなさんのお役に少しでも立てれば…そんな思いでスタートした連載の第二回目、どうぞ!

すべてを払う笑顔のチカラ

がん治療で脱毛や重度のくすみを経験したことをきっかけに、暗い表情をメイクで明るくするにはどんな方法があるのか、いつも考えています。そしてネガティブ要素を払拭するには、どのパーツも「ふっくら」丸顔の方向へもっていく考えに行きつきます。もちろん病気に関係なく、誰にとっても。

ふっくらさせたら太って見えるとか、顔が大きく見えるのでは、という心配はご無用。誰でも笑うと顔が丸くなりますよね。くしゃくしゃっと笑ってシワができたとしてもチャーミングですよね。目指すところは、顔立ちうんぬんをはるかに凌駕(りょうが)する、笑顔が魅力的みえる丸顔でした。

丸顔の条件、まず肌の艶は欠かせない。

ふっくら丸顔の人はおおらかだ、という一般的な感覚は完全なる思い込みです。本当はものすごく神経質人で意地悪でも、丸い顔で笑っていると、第一印象で包容力のある優しい人だと思う。

これはたとえば「女性だから料理が得意だろう」「B型の血液型はマイペースな性格」というのと同じ「無意識の偏見」で、最近はよく「アンコンシャス・バイアス」という言葉で表現されています。つまりメイクは、アンコンシャス・バイアスを逆手に取ればいい。外見の他者との関係については、別の機会に書きますが、好感度を上げたいなら、そう思い込む丸顔を目指す、これにつきます。

丸顔に見えるポイントは、まず肌の色つやをよくすること。簡単にいうとつやは保湿で、肌色はくすみや影色を消して明るさトーンアップすること。とくに「加齢」や「痩せ」は顔にゴツゴツした影をつくるので、影色を部分的に明るくすると顔はふっくらに寄ります。

ふっくら感をつくるには「アンパンマンのほっぺ」!

でも、なんといってもふっくら感を手早く効果的につくるのはチーク(ほお紅)です。

チークは血色感をつくるアイテムですが、入れる場所によって見え方がまったく違うのをご存知ですか? じつはチーク、高い場所に入れるとより高く、低い場所にいるとより低く見せる錯覚効果があるんです。で、顔をふっくら丸く見せるのに効果的な位置は、笑ったときに盛り上がる頬の筋肉の場所。私はいつも、「アンパンマンのほっぺ」と説明しています。ここに丸く入れると笑っていなくても笑って見えるばかりか、少ししか笑っていなくても、ものすごく笑って見える3D効果が得られます。ただ、正面にだけに入れると子供っぽくなるので、頬骨に沿って斜め上へうっすらぼかすと、頬骨が適度に強調されて女性らしさとリフティング効果も狙えます。さらに、目の下と頬紅の間をホワイトパール系のハイライトをひとはけしてグラデーションにする。これで肌に透明感もプラスされ、さらに好感度アップ!

毎日の「ニッと笑ってチークを塗る」儀式でスイッチオン

<a href=ルナソル カラーリングシアーチークス(グロウ ¥2,700・税別/カネボウ)">
ルナソル カラーリングシアーチークス(グロウ ¥2,700・税別/カネボウ)
<a href=アンプルラブ フォーチークス(¥7,800・税別/アンプリチュード)">
アンプルラブ フォーチークス(¥7,800・税別/アンプリチュード)

私が長年愛用しているチークは、パール感が絶妙なルナソルのパレット。4色のレフィルをセレクトしてセットしていて、元気感をアピールするオレンジ系を基本にハイライトやシェーディングをセット。さらに最近のお気に入りは、アーティストのルミ子さんがプロデュースしたAmplitudeアンプルラブ フォーチークス。チークカラーからハイライトまでの三色グラデーションがとても透明感があってきれいで、パールも華やかなのに浮かない、おとなが使えるピンクです。全面に小さなハートが敷き詰められていて、コンパクトを開くたびに気分が上がってニンマリしてしまう。これ大事です。

メイクの仕上げにチークを入れるとき、思いっきりニッと笑ってポコンと筋肉を出す。筋肉は使わないと衰えるので、筋トレも兼ねた習慣です。鏡に映ったポコンとした頬を確認した瞬間、「よし、今日も頑張るぞ!」とやる気スイッチが入るのです。

文・写真/山崎多賀子(美容ジャーナリスト)