大好評だった長井かおりさんのStayHomeメイク&ヘア。
今回は岡田知子さんにうかがいます、乞うご期待!
ライン感を意識したメイクで、画面越しでも美人顔。
――テレワークメイクのポイントは?
「自宅だからといって油断は禁物。あくまでリモート会議はビジネスの場であることを忘れずに、清潔感のあるメイクを心がけてください。
ただ、モニター越しでは色味の微差は正直わかりにくいもの。色を多用するよりも、“ライン感”を意識した、線で引き締めるメイクがおすすめです。眉、アイライン、マスカラなどをしっかりめに引くと顔映りがよくなりますよ」
【鉄則1】画面映えするのは、“ほのツヤベース”のヘルシー肌。
「テカテカすぎるツヤ肌は、モニターで白飛びしてしまう可能性も! 健康的で自然なツヤ肌を目指しましょう。
下地は肌の凸凹を均一でなめらかに仕上げてくれる、ピュア キャンバス パワー プライマー スーパーチャージドエッセンス(ローラメルシェ)。
顔全体になじませてナチュラルなツヤを仕込んだら、パウダーファンデのシンクロ スキン セルフリフレッシング カスタムフィニッシュ パウダーファンデーション(SHISEIDO)を極薄でオン。どちらも薄く重ねることで、画面映えする生き生きとしたフレッシュな肌に仕上がります」
【鉄則2】ほどよい血色感&骨格を立てるハイライトで、2D映像に立体感を。
「2D画面だと顔も平面的になりがち。鼻筋や頬の高い位置にハイライトを入れて、立体感のある骨格をメイクしましょう。
自然な輝きとツヤ感をもたらすニュアンス スキンエフェクター01(オサジ)を頬骨の上や鼻筋に乗せて光を集めて。
そして、ほどよい血色感を与えてヘルシーな印象を高めるにはオンレジチークがおすすめ。ミネラルマルチパウダー ヘルシーオレンジ(エトヴォス)で一気に洒落顔に」
【鉄則3】アイラインをしっかり引いて、目元の印象を強調。
「画面越しだとどうしても顔がぼやけた印象になりがち。アイラインはしっかりめに描くことで目元がキリッと締まります。
チークで使用した『ミネラルマルチパウダー ヘルシーオレンジ(エトヴォス)』を二重幅からアイホールに全体にオン。シャドウは影をつけるくらいのイメージでOK。
THREE インディストラクティブルアイライナー01 でまつ毛の間を埋めるように描いたら、目尻までラインをさりげなく伸ばしスッとした目元に。
ビューラー後、クイックラッシュカーラー ブラウン(キャンメイク)でしっかりめにマスカラを付けましょう」
【鉄則4】濃いめの眉でモニター越しの顔に生命力を吹き込む。
「眉をいつもよりしっかりめに描くと、顔全体の印象が一気に引き締まり、それだけでもきちんと感が出ます。
ペンシルとパウダーがセットになったパウダーアンドペンシルアイブロウPD10(エクセル)が便利で、パウダーチップでふわっと全体を描いたら、足りない部分と眉尻を描き足します。その際、いつもよりしっかりめを意識してください。
最後に、眉マスカラのアイブロウカラー03(デジャヴ)で、立ち上げるように毛流れをつけて。これで生き生きとした顔印象に仕上がります」
【鉄則5】ヘアは顔まわりスッキリで、明るく爽やかな雰囲気に。
「モニター越しだと顔がどうしても暗く見えるもの。フェイスラインが隠れてしまうヘアだと、より暗さが強調されてしまうので、思い切って顔を出しましょう。
ザックリ一つ結びや、前髪はかき上げたり、斜めに分けて額を出すなど、フェイスラインは半分以上見えていたほうが◎。髪より肌が見える部分を多くすることで、画面に収まった時にも明るい印象に見えますよ」
いかがでしたか?
ぼやけた印象になりがちなモニター越しの顔は「ラインを強調して引き締めるのが大事」と岡田さん。
ビジネス以外にも飲み会など、オンライン環境でのコミュニケーションの場はますます増えそう。ぜひメイクのポイントに取り入れてみてくださいね!
写真提供/岡田知子 文/井上幸子