食に美容、文化にマナーとあらゆる方面に知識と知恵を持つ吉田さんが、コスメをちょっと違った方向から見つめます。「え、そんな使い方もありなの⁉」という目からウロコのコスメの裏技のはじまり、はじまり~。
オーディション!? で選ばれたのはグレープカラーのリップスティック! 指先でトントン塗りがポイントです!
昨年の12月25日に特集記事からアップされた.&cosme美容のプロが選ぶ‼「2018年総決算! 本気で本音のベストコスメ ~スキンケア部門 第1位~」。この中で私は【コスメデネット】さんで購入できる、クラランスのコンフォート リップオイル 7ml/08ブラックベリーを、第1位としました。コメントは、以下の通り。
「リップケアにおいて、オイル美容の最高傑作だと思います。保湿力がすごく、この美容液を使い始めたらリップクリームにもの足りなさを感じるようになってきました。このオイル美容液だけで、1日過ごす日もあるぐらいです。同系色の口紅を下地にして、上から重ねる「ウラワザ」でより発色&もちを楽しむ時もあり。なかでも、このシックなパープルを感じさせるカラーがイチオシ。同系色のジャケットを羽織り、カラーコーディネートも楽しんでいます。2018年、いちばん惚れ込んだ、コスメです♡」とても気に入ったので、とことん、リップオイルの魅力を堪能したい!
だから、このリップオイルには、同系色の口紅=縁の下の力持ちがないとダメなんです。リップオイルだけで過ごすのは、仕事じゃなくてプライベートで滞在する、軽井沢でという時が、昨年は多かったなぁ。誰にも会わないでいいし(仕事しなくていいし)、グロスや口紅を日々塗っている、唇を休めたいという気持ちがあるから。私の考える「リゾート(軽井沢)ビューティ」は、肌の土台をしつかり健康にすること。顔も手も足も。不要な角質を取り除き、身体をほぐして、うるおわす。そして、緑の中を歩く。
でも、夜のお出かけ(レストラン)には、下地に口紅をプラスしたい…だって、お洒落したいもの。滞在中は、ずっとこのリップオイルにしたので、口紅ないと困る。ということで、今回は、同系色の口紅を下地にする「裏技」を、口紅選びのポイントとともに、ご紹介したいと思います。
裏技! 口紅はブラシはNO! 指でON!
口紅に求めるのは、発色がビビッドすぎない、ビビットすぎたらオイルのカラーをじゃまする。透明感があること、マットだとこれまたオイルのカラーがくすむじゃない! でも、口紅として1本で使いたい時もあるから、色持ちがいいこと。これだけ欲深いオンナは、まわりでも見たことないわっていうほど、自分でもあきれますが、ゆずれないものはゆずれないんです。都内のデパートからドラッグストアまでを、探しに探して、やっとみつけたのが「キッカ」の「グレープ」という名前の口紅。商品名はキッカ メスメリック リップスティック35(¥3,800・税別/カネボウ化粧品)この口紅、ささっと塗るだけでも唇は、ふっくらした感じになります。艶もいい!乾きにくいのは、ヒアルロン酸、キャロットエキス、ホホバ油と、保湿成分配合だから?ちょっと。かっこつけて表現するなら「大人のクールでモダンな透明感のある唇を作れます」。
塗り方ですが、これ、口紅ですが、口紅だと思わないで(変な表現ですみません)。指先で塗るんです。リップラインを作りたくないから。リップブラシで口角なんてダメダメ!
コンシーラーみたいにというと、いいのかしら。左手にコンパクトを持ちます。右手の人差し指の腹には、口紅がついています。顔(首)をぐいっと上げまして、その上がった状態のあんまり見たくない顔をコンパクトの鏡に映しながら、右手を唇にあててトントンと口角に向かいながら、カラーをのせていきます。この作業を楽しくするために、キティちゃんの登場です。大人可愛いコンパクトは昨年の秋に手に入れた「コフレドール」の限定品。