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Inner Care】【COLUMN

2019.12.17

塗るアロマで心の霧を晴らして、自分のあるべき場所に着地する。

こんにちは、美容ジャーナリストの山崎多賀子です。自分が乳がんになって感じたこと、気づいたことで、みなさんのお役に少しでも立てれば…そんな思いでスタートした連載です。どうぞ!

「もやもや」した心をどう解消していますか?

生きていれば、人間関係で苛立ったり、失敗して落ち込んだりと、日常のなかで「もやもや」すること、沢山ありますよね。自分に余裕がないときほど、ネガティブ思考の連鎖に捕らわれてしまい、「空回りしてるな~」と思うことがよくあります。

こんなときは、大きく深呼吸する。お風呂に入る。お酒飲を飲んで爆睡する。自分を取り戻すために色々と試してみます。私はバレーボールが趣味(下手の横好きです)なので、球技をする、というのも効果的な方法。なぜなら球技はつねに球と相手と味方の動きを意識し、瞬時に動かないといけないから。「球技はプレー中に他のことが一切考えられないので、それまで脳を支配していたネガティブ思考から優先順位がすり替わるので、鬱々したときによい」。と、かなり昔ですが、精神科医に取材中に聞いたことがあります。

優先順位が変われば、モヤモヤの原因も、「ま、いっか」、「私は私」、「失敗は成功の母」、などと思えてくる。人間の脳ってすごい。ただし、年齢とともに反射神経が落ちている今、バレーに対する自信喪失という新たなモヤモヤの課題は生まれますが(笑)

鼻から脳へ「空気を変える」という視点。

気分を変える方法は人それぞれにあると思いますが、ひとつ、空気を換える、という視点はとても効果的だと思っています。窓を開けて部屋の空気を入れ替えるというのもひとつだけれど、もっと簡単に、アロマオイルを手首や耳の後ろにつけて、エッセンシャルオイルの香りで鼻の周りの空気をガラリと変えるという方法。習慣にしている人も多いのでは。

鼻の粘膜と大脳の前頭葉は数ミリの距離にあって、鼻と脳は密接な関係にあることは科学的にも証明されているようです。いい香りを嗅ぐことによって脳がリラックスしたり、華やかな気分になったり、鎮静したりする。

心の霧が晴れないときは、意外と自分のおごり高ぶりに原因があったりするもの。だから、いったん落ち着き我に返る「鎮静」がとても大切だと思っていて、「我はなんぼのもんじゃい」と冷静になり、自分を俯瞰で見つめ直すようにしています。

乱れている心を着地させるアロマパルス

今、自分の周りの空気を変えるために、身近においているのが、ニールズヤード アロマパルスウーマンズバランスです。

女性特有のゆらぎを整え、穏やかな気持ちと自信を取り戻すためにブレンドされた人気No.1のブレンドエッセンシャルオイルの香りですが、2019年9月に待望のアロマパルス(塗るアロマ)として新登場。手のひらサイズのロールオンタイプなので、ポーチにしのばせ、どこでも空気チェンジ。みずみずしさにあふれ、心を鎮めて浄化するような香りが、ふわふわゆらいでいる心を、ちゃんと自分の立ち位置に着地させてくれる、というかんじ。

気の重い用事の前や、講演の前に気持ちを落ち着かせるため、原稿書きで煮詰まったときも重宝します。自分のもやもやを晴らしてくれる空気をつくる。まだやってない人ぜひ試してみて。

 

撮影・文/山崎多賀子