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Inner Care】【COLUMN

2018.12.11

喉イガイガから来る風邪対策には、マヌカハニーののどスプレーが効果的。

5年ほど前、古民家に住みたくなった僕は、働いていた東京を離れ、故郷大阪に戻った。そして祖父母が暮らしていた長屋と呼ばれる古民家に住むことにした。そこで暮らして見えてきたことをつづっていこうと思う。

不便を楽しみ、 冬の寒さも楽しもうとしたが…

冬、とうとう来てしまったこの季節。夏場は割と風が通って涼しいが、冬はその分寒い! それが古民家暮らしをしていていちばんつらいところだろうか。この家に移り住むときも12月とあって一番寒さ対策を心配していた。冬も夏もエアコンはあんまり好きじゃないので、今まではオイルヒーターを使っていたが、さすがに古民家だと役に立たなさそう。そこで、古民家の暖房器具は何がいいですかねと、建築やインテリアなどの特集を長年担当していた編集部の大先輩に聞くと、「寒かったらね、服をもう一枚重ね着すればいいんだよって安藤忠雄先生が言ってたよ」って。さすが“生活能力と体力かけ、住むことを楽しむ”ことをテーマの一つにしている安藤氏ならでは。そんな安藤氏がいちばん初めに手がけた『住吉の長屋』も家のほど近くにある。ある意味悪名高きこの家は、なんと中庭を通らないと部屋から部屋に渡れず、二階の寝室からお手洗いに行くのに、雨の日は傘をささないと行けないらしい。一見相当不便なように感じるが、住む人にはそこまで評判が悪くなく、40年以上たった今でも住み続けているそうだ。この『住吉の長屋』の住人と同じように、「機能性と合意性を追い求めるだけでなく、少し外れたところにおもしろさがある」という安藤氏の言葉に感銘を受け、それならばと、もこもこのルームシューズに厚手のセーター、指だし手袋とマフラーまで用意して一年目の冬に挑んだ。寒くはなかったが、さすがに動きにくくて面倒だ……。そこで去年、灯油ストーブを買った!

ストーブにロッキングチェアー まるでおばあちゃんみたいな冬の古民家暮らし

人生初めての灯油ストーブ。アンティークなインテリア好きに大人気のアラジンのブルーフレームヒーターと迷い、トヨトミのレインボークラシックというストーブを買った。深いネイビーの色合いやクラシックなデザインが古民家にすごく合う。灯油を売りに来るおじさんに灯油の扱い方を事細かに聞いてからいざ、点火! ボッボッボッという音と共にストーブが明るくなり、そこからじんわりと部屋が温まっていく。対流式なので即暖性はないが、部屋が温まったときのなんとも気持ちのいいこと。まるで天国にいるかのような気分だ。それに灯油ストーブのいいところは、お湯などを沸かすことができること。これでエアコンで嫌な乾燥対策にもなるし、何よりもすぐに温かなお茶を入れたりできる。

そしてなんと焼きいもも作れる! 冬の間の我が家の食後のデザートは、安納芋の焼きいもだ。ねっとりした芋に、アイスクリームのせたりやブランデーを垂らして食べる。これだけでもう格別なデザートだ。そしておなかいっぱいになったまま横のロッキングチェアーに揺られるとそのまま夢見心地に。なんとも幸せな冬のひと時……。

予防と治療を同時に行う オーガニックなどのスプレー

そして、ハッと目覚める。あっ、のどがカラカラだ。ようやく今回の本題に来た。危うく忘れてしまうところだった。エアコンよりは乾燥しにくいストーブでもさすがに冬は乾燥する。のどのイガイガはなんとも気持ち悪いし、風邪の原因にもなってしまう。そんなときにはメイド オブ オーガニクスのマヌカハニー+アズレンののどスプレー(25ml ¥1,400・税別/たかくら新産業)を喉にひとふきしている。喉の様子がちょっと変だぞって思ったときにこれをひとふきすれば本当によく効く。喉ケア用のスプレーは数多く出回っているが、どれものどの痛みを鎮めるものか、ウィルス予防のものだがこれは、予防と治療の両方を一度に行ってくれる。それに直接体に取り入れるものだし、薬品系はちょっとと思っている人には最適だ。国内の厳しい食品基準である有機JAS認証を取得し、使用原料の水と塩を除く95.9%が認定オーガニック成分というこだわり様。タスマニア産のマヌカハニーや希少性の高いレザーウッドハニー、アズレン、プロポリスなどを配合しており、のどに吹きかけるだけで、殺菌、抗菌だけでなく、炎症を抑え、体内の免疫力強化もしてくれるすぐれものだ。喉ケアにマヌカハニーが効果的とはよく聞くが、お値段もそこそこするし、何よりもその独特な風味が少し苦手だったが、これはオレンジの風味(ミント味もある)ですごく使いやすいのもうれしい。

 

ぬくぬくストーブにマヌカハニーののどスプレーで冬の幸せ生活計画は完璧だ。後は灯油の値段がこれ以上上がらなくなることを祈るばかりかな。

文・写真/楠井祐介