＜私の定番名品＞ジョバンニ 2chic Hair Care ダメージ シャンプー

ジョバンニとの出会いは、ハワイのホールフーズマーケット。５年ぐらい前だったかと思いますが、すでにモデルさんたちの間で人気があり、雑誌でもたびたび登場していました。でも、なかなか試すチャンスがなくて、普段使っているシャンプー＆コンディショナー（以下シャンコン）にしていたのですが、ハワイで運命の出会いをしたのです。

ジョバンニはいくつか種類があって、私が最初に使ったのはグリーンのボトルの「モイスト」でした。しっとりしているのに仕上がりはペトッと重くならないのが気に入り、するんと髪がまとまるので、セットもしやすかったですね。そこからジョバンニがお気に入りになりました。

ジョバンニの歴史は古く、1979年にビバリーヒルズでアーサー・ジョバンニさんが立ち上げました。サロン発のブランドで、いち早く植物エキスに注目し、製品を開発しました。現在では、世界30か国以上で発売されるビッグブランドとして成長しています。

可能な限りオーガニック認証成分、環境に配慮した成分にこだわるところにも、私は共感。現在では、そのような取り組みを行うブランドはありますが、30年前から取り組んでいるのは数少ないと思います。

ジョバンニのシャンコンは、とにかく種類が豊富です。先に紹介したモイストも気に入っていたんですが、「せっかくだから他のものを試してみよう」と思い、１本使い切ったら次のシリーズとひとつずつ使うことにしました。その中で、いちばん私の髪に合ったのが「ダメージシリーズ」です。ショートカットにして以来、カラーリングとパーマをほぼ交互に続けていますから、髪のダメージが気になります。しかも、年齢を重ねるにつれて髪にハリ・コシがなくなり、エイジングによる髪の変化を実感していますから、日々使うシャンコン選びはとても大切です。このダメージシリーズは、私のようなヘア習慣によるダメージを補修して、髪内部にしっかり潤いを与え、キューティクルを整えます。シリーズの中でも“最強ダメージ”を抱えている方におすすめです。

おすすめの洗い方ですが、まずはシャンプーを使わずに、湯だけで髪を十分に洗いましょう。できれば３分ほど流してほしいのですが、少なくとも１分はしっかり！ 軽く水気をきり、適量（私はショートカットなので少な目です）のシャンプーを手の平全体でなじませてから、髪全体をやさしく洗います。この時、指の腹を使ってマッサージすると泡立ちがかなり違いますよ。ココナッツの香りがふわ～っとお風呂場全体に立ち込めて、まるでそこは楽園、ハワイにいるような気分です。ジョバンニとの最初の出会いがハワイだったので、その印象が強いのかもしれません。

コンディショナーは、ダメージが気になる毛先中心につけて、３分ほど置いてからよくすすぎましょう。髪のパサつきがひどい方、もつれている方は、コンディショナーを塗ってから蒸しタオルを巻いて10分ほど置いてください、ものすごくしっとりしています。

シャンコンの使い方を丁寧にすることで、髪の状態は確実に変わってきます。とくにダメージが深刻な方ほど、その嬉しい効果を実感できるはず。抗酸化力が期待できるオーガニックブラックベリーを配合しているせいか、使い続けることで髪にハリ・コシが出てきて、髪の根元がふっくらと立ち上がっています。ジョバンニはシャンコンのほかにアウトバスやスタイリング剤なども充実していますから、これからもいろいろ試していきたいと思っています。

撮影／池田敦 Pile Driver