30歳を過ぎてから、秋冬の肌の乾燥にとても悩むようになりました。クレンジングを洗浄力の強いオイルからミルクタイプに変えても、スキンケア一式を高保湿ラインに変更しても、満足のいく“うるおい感”を得られず、どうしたものかとお手上げ状態。
そこで今年は思い切って、長い間リピートし続けていたお気に入りの洗顔料を変えてみることに。「洗い上がりがしっとりして乾燥知らずの肌になれた」という口コミが寄せられていた、ドクターハウシュカの「クレンズクリーム」に挑戦しました。
穏やかに角質ケアするペースト状洗顔料
ドクターハウシュカの「クレンズクリーム」は、泡立たないタイプのペースト状洗顔料です。肌のバリア機能をサポートしながら、余分な皮脂や古い角質を優しく取り除きます。
アーモンドやトウキンセンカ花エキスなどを配合した100%天然由来成分で、界面活性剤、合成保存料・合成着色料フリー。敏感肌でも使いやすい処方です。
“こすらず優しく押し洗い”で丁寧に洗顔
泡立たないペースト状のため、一般的な洗顔料とは少し違った使い方をします。
まず、顔をゆるま湯で濡らしましょう。手のひらに1〜2cmクレンズクリームを取り、ぬるま湯でやわらかくしたら、両手のひらに広げます。額から首やデコルテに向かって、両手で優しくプッシュしながら塗っていきます。このとき、手のひら一面をベタッと当てるのではなく、内側から外側に押しつけるように手を動かしていきましょう。数回繰り返したら、たっぷりのぬるま湯で洗い流し、最後に冷水で肌を引き締めたら完了です。
ペーストに含まれているアーモンド核の粒々がスクラブのようで、ついこすりたくなりますが、肌に負担をかけないよう、こすらずに優しく押し洗いするのがポイント。また、メイク落としの機能はないので、事前にクレンジングは済ませておきましょう。
角質ケアと洗い上がりのしっとり感を両立!
最初は特異な使い方に少し戸惑いましたが、2回目には慣れました。これまで洗顔料はネットを使って泡立てていたので、その工程がない手軽さがとても快適です。
何より、洗う前よりも肌がうるおったような、しっとりとした後肌に感動しました。油膜感があるわけではなく、肌自体が水分をたたえてやわらかくなっているよう。
使用前は、「押し洗いで本当に古い角質を取り除けるの?」と半信半疑でしたが、洗顔後いつも使っている導入美容液が普段よりも早く肌になじんでびっくり! 優しい使い心地ながら、角質ケアもちゃんと果たしている優秀さに感激しました。
乾燥による肌トラブルが軽減!
使い始めてから2週間。寝起きの肌の乾燥をほとんど感じなくなったほか、かゆみやゴワつきといった乾燥による肌トラブルもかなり軽減したように思います。それくらいしっとり感があるので、もしかすると普通肌や脂性肌の方にはオイリーすぎるかもしれません。しかし、乾燥に悩んでいる方にはぜひ1度使っていただきたいアイテムです。
クレンズクリーム 50ml/ドクターハウシュカ(Dr.Hauschka)
文・写真/sayo 編集/&cosme編集部