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SKINCARE

2020.10.02

目指せ、クレンジング探し卒業! 〜3つのタイプを試してみた〜

自分に合うクレンジングを探し続け10数年。30代を目前に「そろそろ落ち着きたい」、「信頼の置けるクレンジングとともに生きていきたい」と思い、ついに本腰を入れてクレンジング探しをはじめることにしました。今回は「クリーム」、「ミルク」、「オイル」の3タイプに挑戦。初回にして“運命のクレンジング”を見つけることはできるのでしょうか。

ベタつきと乾燥を同時にリセット! 顔全体が均一な質感に。

クリームタイプの「ピュリファイング フェイシャル クレンザー」。整肌成分のラベンダーの茎や、吸着剤のホワイトクレイなどが配合されていて、肌のうるおいを守りながら、汚れやメイクを落とします。使ってみて、いつもテカってしまうTゾーンの余分な皮脂がすっきりしたと同時に、乾燥しがちな口もとはほどよくしっとりとした状態で、顔全体が均一な質感に整っていて感動。ただし、敏感肌の方も安心して使えるくらい洗浄力がマイルドなので、クレンジングとしては物足りない印象でした。洗顔料でも落とせるベースメイクは問題なくオフできましたが、落ちにくいポイントメイクは専用リムーバーなどで事前に落としておくのがおすすめです。実際、アイシャドーはきちんと落としきれずラメが残ってしまいました。また、香りがかなり独特なので、好みが分かれそうです(私は苦手な香りでしたが、3回目あたりで慣れました)。“優秀な洗顔料”として使い続けたいアイテムです。

 

ピュリファイング フェイシャル クレンザー 100ml/イソップ(Aesop)

美容液を塗っているかのような心地よさにうっとり。

「リプレニッシングモイスト クレンジングローション」はごわついた肌をほぐしながら、汚れを優しく落とすクレンジングミルクです。とろっとしたテクスチャーが、肌に心地よくなじみ、そのうえローズの豊かな香りが広がり、クレンジングというより美容液を塗っている感覚でした。さらに洗い上がりの肌は、スキンケア後のようにしっとりとしてやわらか。「すばらしい……」と思いながら鏡を見てびっくり。メイクがほとんど落ちていない……! メイクの濃さや、使っているコスメによって差はあるかと思いますが、あらかじめ大体のメイクを落としてから使用することを強くおすすめします。探し求めるクレンジングではありませんでしたが、秋冬の乾燥対策として重宝しそうです。

 

リプレニッシングモイスト クレンジングローション 200ml/ジュリーク(Jurlique)

メイクと一緒に古い角質もオフして、透明感UP!

天然由来成分98%のまろやかな「クレンジングオイル」。公式ホームページには「目元、口元以外のお顔全体のメイクオフをする」と記載されていますが、ズボラな私は顔全体に使用。さすが、洗浄力が強いといわれるオイルタイプ、アイメイクも見事すっきりオフできました(ただし、目に入るとものすごく痛いので、やはり目もとは避けたほうが良さそうです)。洗い上がりはつっぱることもなく肌がつるっとして、汚れや古い角質が落ちたのが実感できます。心なしか透明感も出たような……。香りもあまり強くないので、万人受けしそうなクレンジングオイルです。今回の中ではダントツ1位でしたが、10年以上続けてきたクレンジング探しを卒業できるほどの感動はなかった、というのが正直な感想。暫定1位として、しばらくお世話になろうと思います。

 

クレンジングオイル 185ml/スリー(THREE)

文・写真/永原彩代